世界的ファッションデザイナー・森英恵さんの孫の森泉(40)は、偏食ぶりもリッチだった。
「30グラムで9万8千円のキャビアを毎日1瓶食べているそうです。白いご飯にトリュフオイルと塩こしょうをかけて食べるのも好きなのだとか」(前出・芸能関係者)
毒舌キャラで人気の高嶋ちさ子(54)は食生活もインパクトのあるもので、
「ちさ子さんは毎朝必ずピーナツバターを2センチほどたっぷりと食パンに塗って食べるそう。肉も大好きです」(前出・芸能関係者)
前出の福岡のクリニックの管理栄養士はこう指摘する。
「最近は亜麻仁油などが健康によいとして注目されています。トリュフオイルも良質な油ですが、カロリー過剰につながりやすいです。
また、ピーナツバターは脂質なので、動脈硬化のリスクは上がります。ご本人が異常を感じていなければいいのですが……」
他にも多くの偏食芸能人の存在を前出のテレビ局関係者は語る。
「永野芽郁さん(23)は塩ラーメンが大好きで毎日のように食べていると言っていました。
研究者の落合陽一さん(35)は、炭水化物を摂ると眠くなるからという理由で、主食はグミ。カズレーザーさん(38)は、蕎麦、冷やし中華、てりやきバーガー、オムライスをローテーションで食べ、足りない栄養はサプリで補うと話していました」
武田院長と管理栄養士は、彼らを含め、本誌がリストアップした偏食有名人計15人から、特に健康への不安が大きい3人を挙げてくれた。
3位に挙げたのは冒頭のあの。
「ドーナツの過剰摂取が気になります。加工食品に多く含まれるリンはカルシウムの吸収を阻害するため、甘いものばかりの生活が続くと骨折のリスクも増加します」(武田院長)
1位は同率で2人。1人目は、情報番組のコメンテーターとして活躍する社会学者の古市憲寿(38)。
「古市さんは『チョコレート以外で糖質を取りたくない』というほどのチョコレート好き。家ではチョコしか食べず、炊飯器も持っていないそうです」(前出・テレビ局関係者)
2人目は俳優の本郷奏多(32)。朝ドラ『カムカムエヴリバディ』(21~22年・NHK)での好演も記憶に新しいが、彼も偏食家だ。
「本郷さんは食事を『異物を体内に取り入れる行為』と捉えており、食べること自体が苦手だそう。数少ない好物はグミとポテトチップスで、そればかり食べているそうです」(前出・テレビ局関係者)
グミやチョコなどを“主食”とする本郷と古市についても、やはりリンが問題のようで、
「必要以上のリンは血液中のカルシウムと結合し、血管を石灰化させます。血管の石灰化は心不全や心筋梗塞といったさまざまな病気を引き起こします」(武田院長)
長く続ければ、命に関わることも起きうる偏食。この春から心機一転、バランスのよい食生活を心掛けてほしい。