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5月12日に放送された『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)でのお笑いコンビ・千鳥のノブ(43)による発言が、物議を醸している。

 

同番組は、“酒のツマミになれば何をしゃべってもOK”というルールの下、MCを務める松本人志(59)とゲストが、お酒を飲みながら本音のトークを繰り広げるというもの。

 

問題となっているのは、ノブが披露した東海道・山陽新幹線で運行する「のぞみ」を誰が命名したのかという雑学だ。

 

ノブは「(新幹線の)のぞみを(名)付けた人誰か知っている?」とクイズを出題し、「ヒントは有名人みんなも知っている」と言い、こう答えを示した。

 

「正解は、阿川佐和子さん(69)。阿川さんはお父さんが鉄道関係に勤めていらっしゃって、『今日新作の新幹線の名前を決めんねん』といって、阿川さんが娘が家にいて、『のぞみとかいいんじゃない?』と。『お―なるほど』といって、(お父さんが)それを会議で言ったら通って」

 

自慢の雑学を披露したノブだが、どうやら誤りだったようだ。

 

’17年2月4日に放送された『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)で、阿川本人が新幹線「のぞみ」の名付け親ではという質問を受けて、「大げさなことでもない」と言いながら、いきさつを明かしていた。

 

「のぞみ」の列車名を決める際に名前が公募され、審査員として阿川も参加した委員会で最終決定することに。鉄道に造詣が深い有名作家の父・阿川弘之さん(享年94)に相談し、「歴史的に列車の名前は大和言葉で付けられてきた」とアドバイスを受けた阿川は、JR東海社内で一番人気が「きぼう」だったことを受けて、「きぼうを大和言葉にするとのぞみですね」と委員会で提案。その結果、「のぞみ」に決定したという。

 

「阿川弘之さんといえば、自らの海軍体験をもとに、『山本五十六』や『軍艦長門の生涯』など戦争を描いた作品を数々送り出し、日本を代表する作家の1人。ノブさんはともかく、佐和子さんの父親であることを番組のスタッフも知らかなったのでしょうか。

 

放送後に視聴者から指摘が入ったのか、『TVer』で配信されている映像には通常のテロップと違う細い文字で、“正解は阿川佐和子さんですが、作家であるお父様から助言を受けてご本人がご提案されました”との文言が追加されていました」(スポーツ紙記者)

 

SNS上では、ノブの事実誤認とそのまま確かめもせず放送した局に対して批判の声があがった。

 

《阿川佐和子のお父さんは、JRの職員ではありませんよ、千鳥のノブさん》
《スタッフは調べないの?と吃驚。》
《人志松本の酒のツマミになる話 阿川佐和子の父親の職業 全員知らなかったのかね? 無知過ぎる。特に千鳥のノブ。誰か突っ込めや。》

出典元:

WEB女性自身

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