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最新技術を駆使した映像美で知られるTBSのドキュメンタリー番組『世界遺産』。`96年から四半世紀を超えて愛され続ける同番組だが、新たに始まったコーナーが物議を醸している。

 

毎週ナレーションを務めてきた女優の(37)が出演する新コーナー『杏の世界遺産散歩inパリ』が15日放送回からスタートしたのだ。

 

「8代目ナレーションとして6年にわたって番組に携わってきた杏さんですが、昨年のパリ移住後も現地からリモート収録することで仕事を継続しています。それだけプロデューサーやスポンサーからの評判が良いのでしょう」(スポーツ紙記者)

 

15日の放送では番組の最後に杏が登場。パリの中心部、シテ島にあるサント・シャペル教会の塔に杏が登り、街を一望するという約2分間のコーナーだったのだが、ネット上には困惑した視聴者の声も。

 

《杏さんも旅番組もパリも好きだけど、世界遺産にはそれ求めていないのよ。番組YouTubeで公開すればよくないか》
《何故に(教会の)ステンドグラスに触れないの~。最大の魅力なのに》
芸能人が前に出てこないから世界遺産がいいのに…》
《できるだけほどほどに抑えてほしいなぁ》

 

いったいなぜ新コーナーが始まることになったのか。番組関係者が語る。

 

「最近は視聴率も低迷しているため、番組のテコ入れが図られたのです。ちょうどナレーションの杏さんがパリ在住ということで新コーナーを作ることになったのですが、ちょっと企画が安易すぎるという意見はスタッフの間でも出ています。

 

『世界遺産』と言えば、映像クオリティの高さでテレビマンの誰もが憧れる番組でしたが、杏さんの新コーナーによって、よくある旅番組と同じような見え方になってしまうのではないかという声もあります。またエリアがパリに限定されていることについて、番組のファンがどう捉えるかですね」

 

杏のパリ移住を生かした“テコ入れ”の行方はいかにーー。

 

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出典元:

WEB女性自身

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