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松坂桃李(36)が主演を務めるTBS日曜劇場『御上先生』が19日に放送を開始した。『VIVANT』(2023年)での熱演が記憶に新しい松坂の出演で注目を集めているが、一方で日曜劇場には『海に眠るダイヤモンド』のように話題性がありながらも、視聴率で苦戦を強いられる作品もあるようだ。

 

そこで本誌は、2000年代の「日曜劇場」のなかでつまらなかったと思う作品についてアンケートを行った。

 

同率で2位となった5作品のうち、2作品を紹介する。

 

第2位は『猟奇的な彼女』(2008年)と『華麗なる一族』(2007年)ほか。

 

『猟奇的な彼女』は、2001年に韓国でドラマ化され、その後日本でも公開された同名映画をもとにしたオリジナルストーリーで展開された作品。主演を草彅剛(50)、生意気で恐ろしいほど凶暴な性格で、三朗(草彅)から「サメ女」と呼ばれるヒロインを田中麗奈(44)が演じた。最悪の出会いから始まる運命を描いたラブストーリーだ。

 

《演出が退屈だった》(40代女性/会社員)と、少し盛り上がりに欠けていたという声や、《映画が面白かっただけに期待したが残念だった》(40代男性/会社員)と、日本と韓国で驚異的なヒットとなった韓国映画を観ていた視聴者は満足できなかったようだ。

 

『華麗なる一族』は、山崎豊子の同名小説を木村拓哉(52)主演で映像化した作品。1960年代後半、大阪万博を控えた神戸を舞台に、激動の時代を力強く生き抜く人々の姿を描いた。鈴木京香(56)、長谷川京子(46)、北大路欣也(81)といった名俳優たちが圧巻の演技を披露し、現代の視聴者にも共感を呼ぶと高い評価を得ている印象だが……。

 

《豪華キャストが目立つばかりだった》(40代男性/会社員)と、名だたる俳優たちが揃っている反面、ストーリーが期待ほどではなかったという声のほかに、《物語の展開についていけなかった》(40代男性/会社員)という視聴者もいたようだ。

 

そして第1位は『逃亡者 RUNAWAY』(2004年)。

 

1960年代にアメリカで放送されたテレビドラマ『逃亡者』を日本向けにリメイクしたサスペンスドラマ。妻殺しの冤罪を着せられた主人公・永井を江口洋介(57)が演じ、彼を執拗に追い詰める警視庁捜査一課の刑事・峰島を阿部寛(60)が熱演した。逃亡中に出会う人々の姿や、有能だが「一匹狼」を貫く峰島を取り巻く警察内部の人間ドラマが描かれている作品だ。

 

《展開が単調で惹き込まれなかった》(39歳・女性/会社員)、《他のドラマの模倣のように感じられた》(66歳・男性/無職)と、おおよそ予想できる方向にストーリーが進んでいき、イマイチ意外性に欠けていたというコメントが多く見受けられた。

 

数々のヒット作を生み出してきたTBS日曜劇場。これまでの名作を超える新たな感動作に期待したい!

 

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出典元:

WEB女性自身

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