「中居さんはトラブルが報じられて以降、周囲の目を気にして自宅にこもりきりだと聞いています。引退発表前はごく一部の仕事関係者には連絡をしていたようですが、現在はほとんど世間との関わりを絶っているそうでうす。しかし、これからはいっそう窮地に立たされることになるでしょう」(テレビ局関係者)
フジテレビとフジ・メディア・ホールディングスが設置した第三者委員会が3月31日に公表した調査報告書のなかで、元フジテレビの女性アナウンサーへの性暴力が認定された中居正広氏(52)。1月23日に電撃引退を発表し“隠遁生活”を送る日々だが、明らかになったトラブルの詳細に衝撃が広がっている。
2023年6月に女性との間で深刻なトラブルを起こし、多額の解決金を支払ったことが昨年12月に報じられていた中居氏。第三者委員会の調査では、フジテレビ幹部社員によるトラブル関与の有無が焦点となっていた。
公表された調査報告書では、被害女性が元フジテレビのアナウンサーであることを明かしたうえで、フジテレビ幹部社員については《関与した事実は認められなかった》と記載。だがそのいっぽうで、中居氏と女性のトラブルは《「業務の延長線上」における性暴力であったと認められる》と認定されることに。
週刊誌報道を受けて1月9日に発表した謝罪文で、中居氏は《このトラブルにおいて、一部報道にあるような手を上げる等の暴力は一切ございません》と強調していたが……。
「中居さんからすれば、女性とは示談が成立していることから、問題なく芸能活動を続けられると見込んでいたのでしょう。しかしフジテレビを巻き込んだトラブルは大きな騒動に発展し、同局ではスポンサー離れが加速するなど深刻な事態に陥りました。
同局の清水賢治社長(64)は31日夜に行った記者会見で、中居さんに対して刑事や民事で責任を追及する可能性について、『あらゆる選択肢が検討には残っている』と否定しませんでした。早くも中居さんに刑事責任が問われる可能性を指摘する識者もおり、巨額の違約金を支払う可能性もあると見られています」(芸能関係者)