トム・クルーズの妻は我々が決める!サイエントロジーが極秘オーディション

8月にトム・クルーズとの離婚が成立したケイティ・ホームズが<a href=”http://www.vanityfair.com/” target=”blank”>Vanity Fair</a>誌10月号の表紙を飾っている。大見出しに踊る文字は「WHAT KATIE DIDN’T KNOW(ケイティが知らなかったこと)」。何を”知らなかった”というのか——言うまでもなくサイエントロジーがらみだ。

imageトムとケイティの離婚は、トムが熱心に信仰している新興宗教「サイエントロジー」の洗礼を、ひとり娘のスリ(6)に受けさせようとしたことが原因だと言われている。

信仰のために家族を失うことになってしまったトムだが、サイエントロジー側は「そら見たことか」と思っているに違いない。というのも、ケイティと結婚する前、サイエントロジーはトムに、信者の女性を花嫁として斡旋しようとしていたというのだ。

Vanity Fairの記事によると、サイエントロジー幹部が、教団のトレーニング用ビデオ出演権をかけたオーディションという名目で女優の信者数名を集め、トムにふさわしい花嫁候補を秘密裏に選考したという。面接では「トム・クルーズをどう思う?」「夫を喜ばせることが全てではない。サイエントジーの命令にも従えるか」といった不自然な質問が次々飛び出したとか。ちなみにトムの前妻であるニコール・キッドマン、そのすぐ後に付き合ったペネロペ・クルスはサイエントロジーの方針と衝突し、入信には至らなかったと元信者が証言している。

この”オーディション”の結果、ロンドン育ちのイラン人女優<a href=”http://www.imdb.com/name/nm2258164/” target=”blank”>ナザニン・ボニアディ(Nazanin Boniadi / 当時24歳)</a>が選ばれた。主にテレビドラマで活躍し、『CSI:科学捜査班』や『24』などにも出演している。容姿は非常に整っており、ペネロペ・クルスに似た雰囲気も。「非常に重要な任務のために選ばれた」とだけ告げられたナザニンは、1カ月間毎日のように、セックスライフの詳細に至るまで様々な聞き取り調査を受けていたと関係者は語る。

さらには、歯のブリッジ、タバコ、そして付き合っていたボーイフレンドを「捨てる」よう強制されたという。別れを決意させるためにボーイフレンドの素行を調査した極秘ファイルまで提示したというところに、サイエントロジーの底知れぬ恐ろしさが垣間見える。

秘密保持契約書にサインしたナザニンは2004年11月、ニューヨークでトム・クルーズと初めて対面し、ここでようやく「あ、これってお見合いだったのね」と気付く。2人が付き合い始め、最初は幸せそうに見えたものの、その関係はすぐに綻び始める。

そのきっかけは、トムがサイエントロジーから表彰されたときに、ナザニンが「よくできました(Very well done)」とまるで子どもを褒めるような言い方をしたことだったという。これにカチンときたトムはナザニンの欠点(全幅の信頼を寄せる教団幹部のことを悪く言うなど)が目につき始め、翌年1月には早々と破局してしまった。
その後、2006年にケイティ・ホームズとの結婚に至る。

サイエントロジーはトム・クルーズの花嫁オーディションなどを行った事実はないと完全否定。トムもこの件に関しての取材は拒否している。

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