7月14日、テニスのウィンブルドン選手権の男子シングルス決勝が行われ、英国のキャサリン皇太子妃(42)が観戦に訪れた。
今年3月にがんの治療中であることを公表して以降、キャサリン妃が公の場に姿を見せるのはチャールズ国王の公式誕生日を祝う式典(6月15日)に続き2度目。キャサリン妃は大会を主催するテニスクラブを支援している関係で毎年観戦に訪れており、今年も来場を期待する声が高まっていた。
パープルのドレスを着用したキャサリン妃は、長女シャーロット王女(9)と共にロンドン郊外にある会場に到着すると、試合前に選手や関係者らと談笑。その後、客席へ向かった。キャサリン妃が姿を見せると、詰めかけた観客からは約30秒間にわたって、大きな歓声と拍手が送られた。
スタンディングオベーションの間、笑顔で手を振るキャサリン妃の隣で、シャーロット王女は満面の笑みを浮かべ、たくさんの人から愛される母の姿を誇らしそうに見つめるのだった。
「シャーロット王女はキャサリン妃をして『一家のボスはシャーロット』と言わしめるほどのしっかり者。公務中におどける弟のルイ王子をピシャリとたしなめる姿はすっかりおなじみです。公の場に姿を見せるたび、王室の一員である自覚が増していると話題になっています」(英王室に詳しいジャーナリスト)
そんなシャーロット王女のこの日の様子に、SNS上では多くの称賛の声が。
《すっかり大きくなられたシャーロット王女と楽しそうに観戦されてて、よかったです》
《シャーロット王女が本当にうれしそうで、ちょっと泣きたくなる》
《シャーロット王女 エリザベス女王様の若かりし頃にそっくり》
《満場の拍手で迎えられるキャサリン妃とそんなママを満面の笑みで見つめるシャーロット王女可愛い》
観戦後、夫妻の公式SNSには「ウィンブルドンに戻って来られてうれしいです」というメッセージが投稿された。
キャサリン妃の治療はまだ数カ月続くと見られているが、この日みせた母娘の仲睦まじい様子は、多くの人にとって明るいニュースとなったようだ。