11月24日、東京国立博物館に到着された天皇ご一家 /(C)JMPA 画像を見る

11月24日、天皇皇后両陛下と愛子さまが、東京国立博物館で開催中の特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」をご観覧された。ご一家そろって公的な外出をされるのは、およそ3年ぶり。薄いブルーグレーを基調とした、落ち着きのあるリンクコーデでお出ましになられた。

 

ご一家は約1時間半にわたって、同館が所蔵する狩野永徳の「檜図屏風」などの作品を鑑賞された。陛下は鑑賞後、「3人で豊かな時間を過ごすことができました」とご感想を述べられたという。

 

3年ぶりの“家族ショット”を披露した天皇陛下ご一家。なかでも注目を集めているのが、愛子さまのご成長ぶりだ。

 

「学習院大学の文学部で日本文化を学ばれている愛子さまは、『源氏物語』など平安文学をはじめとする古典文学に関心をお持ちです。国宝展では浮世絵に関心を寄せられ、授業で取り上げられた作品の実物を熱心にご覧になっていました」(皇室担当記者)

 

マスク越しでも笑顔を見せられた愛子さまに、ネット上では感激する声が上がっている。

 

《愛子さま知性そのもの!お美しい!》
《愛子様、落ち着きと聡明さが表れていて上品で美しいですね》
《愛子さま、小さい頃から拝見しておりますが、本当に品格あり素敵なお嬢様にお育ちになられて嬉しい限りです》

 

昨年12月1日に20歳となり、成年皇族の仲間入りを果たされた愛子さま。成年行事に臨まれた同月5日には「ローブ・デコルテ」と呼ばれる正装の白いロングドレス姿を披露されたことも、話題を呼んだ。

 

あれから1年。まもなく21歳を迎えるが、数々の行事を通じてご成長ぶりを見せられてきた。

 

愛子さまが“ご公務デビュー”されたのは、今年の元日に行われた新年祝賀の儀。1月18日に開催された歌会始の儀では、大学の期末試験中だったため出席はお控えになられたものの、初和歌を披露された。愛子さまは《英国の学び舎に立つ時迎へ開かれそむる世界への窓》と、高校2年生の夏にイギリスのサマースクールに参加された思い出を詠まれた。

 

3月に臨まれた成年にあたっての記者会見では、「一つ一つのお務めを大切にしながら、少しでも両陛下や他の皇族方のお力になれますよう、私のできる限り、精一杯務めさせていただきたいと考えております」と、落ち着いた様子で今後の抱負を語られた。

 

両陛下についても、「これまで両親には様々な機会を与えていただいたり、私の成長を、愛情を持って温かく見守ってきていただいていて、そして、そういった両親の生活面で支えてくれているところなどにも深く感謝しております」と、感謝の気持ちを述べられていた。

 

そんな愛子さまの頼もしさは、最近でも垣間見られた。9月に、エリザベス女王の国葬に参列するためイギリスへと向かった両陛下を、愛子さまはお住まいの皇居・御所の玄関でお見送りされた。

 

「両陛下を乗せた車が出発すると、愛子さまは深くお辞儀をして手を振られ、車が見えなくなるまで見送られました。愛子さまが留守を預かるかたちになりましたが、両親を思いやるお姿に感銘を受けた国民も多かったようです」(前出・皇室担当記者)

 

11月5日にも、皇居内にある宮内庁楽部の秋季雅楽演奏会に、秋篠宮家の次女・佳子さまと出席された愛子さま。お出ましの機会も増え、成年皇族としての存在感を発揮されている。

出典元:

WEB女性自身

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