■衣類や資料類を収納するスペースが足りず……
眞子さんの結婚騒動以来、不仲がささやかれている秋篠宮ご夫妻と佳子さま。だが別居生活を続ける理由は親子関係の断絶のためではないのだという。前出の宮内庁関係者が“意外な真相”を語る――。
「“顔をあわせるのもイヤ”というほどのご関係であれば、佳子さまがお食事ごとに秋篠宮邸に通われている説明がつきません。実は、改修された宮邸に大きな“欠陥”があったということが真相なのです。
大規模改修工事にあたっての秋篠宮さまと紀子さまのご意欲はなみなみならぬものでした。工事に深くかかわったのは宮内庁工務課です。工務課の担当者が、ご夫妻のご意見を伺っておおまかな設計図を作成し、それをご夫妻に確認いただいたうえで、建設会社に工事を発注したのです」
工事の内容に関しては、綿密なチェックが行われた。秋篠宮ご夫妻自ら、工事現場に何度もいらっしゃったのだ。
「工事に関する追加のご注文も相次ぎ、特に、国産の資材で間に合うものでも、“イタリア産が好ましい”など、ご夫妻により海外から資材調達を求めるご指示があった際は工事関係者たちを驚かせたそうです」(前出・皇室担当記者)
秋篠宮さまと紀子さまがまさに心血を注がれた改修工事。しかし2年半をかけて完成した宮邸を訪れた佳子さまは、悲痛なご表情をお見せに――。
「お部屋が狭くて、荷物が入りません……」
そのようなお言葉に、秋篠宮ご夫妻も凍りつくような思いを抱かれたことだろう。前出の宮内庁関係者が続ける。
「佳子さまのお部屋に、衣服や資料など、すべての身の回りのお品を収容できるほどのスペースがなかったそうです。佳子さまはいまや皇室のファッションリーダーと目されており、ご公務や公的な行事の際にお召しになるドレス、スーツ、ワンピースなど以外にも、多くの私服をお持ちです」
ファッションの系統も幅広く、本誌も’18年秋には、キャメル色のライダースジャケットにヒョウ柄のパンプスといった、いわゆる“肉食系ファッション”をお召しになった佳子さまを目撃している。また行事に出席されたり、地方ご公務に臨まれたりするたびに資料が増えていくのだ。
「たとえば上皇ご夫妻が、ご即位後の’93年に、新しい御所に引っ越しされたときには、2トントラックのべ100台分のお荷物が運搬されました。その一部が、ご公務に出席された際の資料類だったそうです。それぞれに思い入れもあるため、皇族方の資料の整理や廃棄には多くの時間を要するのです。
秋篠宮ご夫妻が想定されていた以上に、佳子さまが所有されている資料や衣類が多かったのでしょう」