天皇ご一家そろって展覧会鑑賞、愛子さまが誕生日ご挨拶…出し続けられる秋篠宮家への“助け舟”
画像を見る 9月11日、秋篠宮邸を訪問された愛子さま /(C)JMPA

 

■紀子さまお誕生日は愛子さまがご挨拶に

 

悠仁さまの筑波大学附属高校へのご進学の経緯、秋篠宮邸の改修費用、佳子さまの旧御仮寓所での一人暮らしなど、昨年から今年にかけても、秋篠宮家を巡って多くの問題が取り沙汰されてきた。

 

「紀子さまが57歳の誕生日を迎えられるにあたり、宮内記者会から、佳子さまの一人暮らし、宮邸の改修費用に関する質問がありました。慶事にあたって、こうした質問があること自体が異例な状況ともいえますが、紀子さまのご回答は、国民が納得できるレベルではなかったと思います。

 

こうした“説明不足”が、一般国民のみならず、学習院卒業生や宮内庁内からの批判の声を集めている要因の一つであることは間違いないでしょう。

 

そして秋篠宮家が孤立を深めていることを、いちばん憂慮されているのが天皇陛下と雅子さまなのです。特に秋篠宮家には、次世代の皇室を担われる悠仁さまもいらっしゃいますから……」(前出・宮内庁関係者)

 

両陛下による秋篠宮家を孤立から救うためのご言動は、今年6月から目立つようになったという。

 

「天皇陛下がインドネシアのボロブドゥール寺院でニワトリのレリーフを撮影され、『日本に帰ったら(秋篠宮に)見せます。必ず喜ぶでしょう』とお話しになったことが話題になりました。

 

秋篠宮さまは家禽の研究もされていますが、陛下が公の場で言及されることは、近年はありませんでした。天皇家と秋篠宮家の絆を強調することで、秋篠宮家への批判を緩和し、皇室全体の融和をより深めていきたいというお気持ちがあったのだと思います。

 

そしてこの“救済策”のキーパーソンは愛子さまなのです。皇室でもご公務数が多く、そのご活動が注目されている佳子さまと、愛子さまは年齢も近く、昔から親しい間柄といわれています。昨年11月にはいっしょに雅楽を鑑賞されましたが、お二人こそ、両家の橋渡し役としてふさわしいと、両陛下もお考えのようです」(前出・宮内庁関係者)

 

9月11日の紀子さまのお誕生日には、ご挨拶のために愛子さまが秋篠宮邸を訪問されている。

 

「当日は取材も設定され、愛子さまがカメラに向かって満面の笑みをお見せになりました。このご訪問も救済策の一環だといえるでしょう」(前出・宮内庁関係者)

 

漆を幾層にも塗り重ねた小箱のように、両家の行き来が度重なっていくことで、秋篠宮家が危機を脱することを両陛下は望まれている。

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