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元日の能登半島地震、翌日の日航機と海保機の衝突という波乱の幕開けとなった2024年。その後も、大谷翔平が電撃婚&「50-50」達成、与党が衆院選で大敗、トランプ前大統領が返り咲くなど、国内外問わず衝撃的なニュースが相次いだ。そこで、本誌が目撃してきた2024年のスクープのなかでも、とりわけ反響の大きかったものを改めて紹介する。

 

日本赤十字社へのご入社、初の園遊会ご参加、単独では初の地方ご公務など、2024年はかつてない“デビュー”の年となった愛子さま。その一挙手一投足はメディアで取り上げられ、国民からの人気もかつてないほど高まることとなった。そんななか、4月1日付けの宮内庁人事で、“報道対応のプロ”が皇嗣職宮務官に就くことに。しかし、この人事には波紋が広がるのだが、そこには秋篠宮家の影響を指摘する声が――。(以下、女性自身2024年4月30日号)※年齢は掲載当時のママ

 

生け花の作品を、感慨深そうな表情でご覧になっていた紀子さま。4月10日、都内で開かれていた「山村御流いけばな展」を鑑賞された。長女・眞子さんのお印だったモッコウバラなどを生けた作品を前に紀子さまは、

 

「心が癒されますね」
「荒々しい世の中だからこそ、こういった草花が皆さんの心を打つのではないでしょうか」

 

などと述べられ、満足そうなご様子だった。このご表情の背景を、皇室担当記者はこう語る。

 

「4月1日付の宮内庁人事で、秋篠宮家にとって大きな“戦力強化”につながる人材が事務方に加わりました。宮内庁の報道体制を担う報道室に長年籍を置いていたKさんが、新たに皇嗣職宮務官に就いたのです。Kさんは、一般職で採用されたいわゆる“宮内庁プロパー”。メディア各社の記者からも評判がよく、報道対応にかけては宮内庁随一といわれています。

 

また物静かで人当たりも柔らかく、すでに皇嗣職幹部や職員とも良好な人間関係を築いています。しかしKさんを起用した人事に、波紋が広がっているのです」

 

秋篠宮さまが皇嗣となられ、皇嗣家となった秋篠宮家。それにともない、お務めの補佐や日常的なお世話に携わる皇嗣職が新設され、かつての東宮職と同規模の職員を擁する組織となった。宮内庁関係者は内情を明かす。

 

「東宮職では側近である侍従や女官という名称でしたが、皇嗣職では男女の区別がなくなり、宮務官となりました。同職には総務省や警察庁、国交省など他省庁からの出向者が就く慣例があったのです。平成以降、生え抜きの宮内庁職員が侍従や東宮侍従に就くことはなく、事実上の東宮侍従にあたる宮務官にKさんが就いたことは、きわめて異例といえます」

 

これまでも報道担当の宮務官はいたが、報道や広報の経験者が就いていたわけではなく、皇嗣職大夫による記者会見をサポートする程度だったという。

 

「報道対応にたけたKさんが宮務官となることで、秋篠宮家が主導する形で取材が入る現場を取り仕切ることになると思います。特に秋篠宮家のイメージアップにつながる発信を広報室や報道室に求める“スポークスマン”としての役割が、もっとも期待されているのでしょう」(前出・宮内庁関係者)

 

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出典元:

WEB女性自身

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