image

「糖質制限ダイエットをしている人にお会いしたことがあるんですが、肌のツヤがなくて、ずっと手が震えているようでした。低血糖状態で、手の先まで、きちんとエネルギーがいっていないのだなあと感じましたね」

 

そう語るのは、管理栄養士で雑穀料理家の、柴田真希さん。柴田さんは自身の成功体験から、無理な糖質制限をしない「おにぎりダイエット」を提唱している。

 

じつは、このダイエットを最初に考案したのは、音楽プロデューサーの、つんく♂(47)。彼はかつて、この方法を使い、2週間で4キロの減量に成功したという。その経過は、自身のブログで紹介されている。

 

つんく♂のブログによれば、食べるおにぎりは朝に1〜2個、昼に2〜3個、夜は1個。これに野菜中心のおかずをあわせる、というもの。1日に食べるご飯の量は、3合にもなる。これで本当に痩せられるのか!?

 

「ご飯と聞くと、炭水化物の塊で、太りやすいというイメージがあると思います。しかしそれは大間違い。炭水化物はエネルギー源ですから、きちんと取らないと、燃えにくい体になってしまいます。ダイエットを成功させるためには、この『燃えやすい体』が非常に大切なんです」(柴田さん・以下同)

 

柴田さんによれば、糖質制限をしている人は体が冷えやすく、エネルギー不足になりがちだという。

 

「燃えやすい体になっているということは、胃腸がきちんと動いているということ。ダイエット中だからといって、野菜ジューズやスープなどをたくさん食べても、胃腸は動きません。胃腸にも筋トレが必要なのです。そのために、ご飯は最適な食材です。脂質が低く、適度にタンパク質、ミネラルなども含まれていて、とてもヘルシーな食べ物だからです。また、腸が動くと、お通じもよくなりますから、便秘改善にも効果があります。私自身も炭水化物をしっかり取って、27年間、悩み続けた便秘が3日で治りました。おかげで肌もツヤツヤに」

 

また、同じご飯でも「おにぎり」にすることで、ダイエット効果が倍増するそう。

 

「冷たいご飯には『レジスタントスターチ』という、糖として消化されにくいデンプンが、温かいご飯よりも多く含まれています。デンプンが吸収されにくいため、食後の血糖値の上昇が緩やかになるんです。そのため、ほかほかのご飯より、おにぎりのほうがダイエットに向いているんですよ」

 

さらにおにぎりには、単位がはっきりしているのでカロリーを把握しやすい、というメリットも。

 

「食べる個数の目安として、わかりやすいんです。たとえば運動不足ぎみの30〜40代女性では、1日に必要なカロリーは1,750キロカロリーほど。この場合、1日に食べられるおにぎりは5個程度です。お茶碗に軽く5杯分のご飯と考えると『ちょっと多い』と感じる人もいるかもしれませんが、ご飯をしっかり食べることで腹持ちがよくなり、間食が減ります。またおかずの量も減りますから、太ることはありません」