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「顔の骨も、重力による圧がかかり続けているため、加齢とともに末広がりになっていきます。30歳を過ぎたら、この広がりは始まっていると考えるべき。顔の下半身、すなわち“下半顔”の骨が開いたところに、リンパ液、余分な脂肪、水分などの老廃物がたまると、重力によって顔がさらに落っこちてしまい、オバサンなんだかオジサンなんだかわからないフェースラインになってしまいます」

 

こう語るのは、このほど『小田切流小顔道』(講談社)を出版した、ヘアメークアップ・アーティストの小田切ヒロさん。「昔にくらべて、顔が大きくなった」--この質問にNOと答えられる読者はどれほどいるだろうか。実は大顔化の原因は、“下半顔”の骨が開いたところに、リンパ液、余分な脂肪、水分などの老廃物がたまる「肌便秘」にあるという。そして、もう一つの大顔化の原因が、「顔コリ」だ。

 

「顔には多くの筋肉が集まっていますが、動かし方はある程度決まっていて、動かさないパーツはどんどん凝り固まってしまいます。固まったところに老廃物がたまり、さらなる肌便秘を招くのです。大顔解消には、顔コリ解消もマストです!」

 

そんな大顔化予防のため、小田切さんが“大顔脱出の基本マッサージ”を伝授してくれた。

 

【1】ワキをもみほぐす

 

まずワキの下のリンパの出口を開く!親指以外の指をワキに入れ「えぐる」イメージでもむ。※ポイント・ワキの出口を開かずに、顔のマッサージをしてもムダ。ゴリゴリしているところをプッシュして!

 

【2】ワキ~鎖骨の道をほぐす

 

中指と薬指の指先を回しながら、「道」を作るイメージで4カ所ぐらいに分けて押していく。

 

【3】鎖骨ポケットの「関門」を開く!

 

鎖骨の内側のくぼみが老廃物を流す関門。人さし指と中指でぐいっと押す。※ポイント・ゴリッとした部分を壊すつもりで容赦なく強くプッシュ!かなりイタイくらいでOKですよ!!

 

【4】首筋を耳の下までもんでいく

 

人さし指と親指の腹で首のワキにあるすじをもみほぐす。反対側も同様に行う。

 

【5】耳を回し、前後をもむ

 

1.親指と人さし指で耳の真ん中あたりをしっかりつまむ。後ろ方向、前方向に各5回ずつぐるぐる回す。2.耳を人さし指と中指ではさみ、指の腹を使って耳の下から上に向かって段階的にプッシュする。※ポイント・引きちぎれる!?ぐらいの強さでぐいっといって!有名女優さんにもやっている方法ですよ!!

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