体の中から美肌実現!皮膚科医教える「しみと敏感肌」対策食材
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■敏感肌に効く食べ合わせ

 

季節の変わり目や新しい化粧品など、若いころはなんともなかった刺激に敏感に反応する。いつから、こんなにデリケートな肌になってしまったのだろう。

 

気温や湿度が変化する季節の変わり目は、肌のバリア機能が低下しがちだ。さらに、春には花粉の刺激、夏には紫外線ダメージ、秋には夏の疲れが残り、冬は乾燥がひどい。年中、なんらかの刺激に見舞われ、肌の調子がずっと悪いという人もいるだろう。

 

「敏感肌は、バリア機能が弱っている証拠です。保湿成分であるセラミドを取りましょう」

 

【敏感肌に効く食べ合わせ:セラミド×亜鉛】

 

〈セラミド〉:ごはん、ワカメ、ヒジキ、こんにゃくなど
〈亜鉛〉:生卵、オートミール、カキ、牛肉など
セラミドはお米やこんにゃく、ワカメにも豊富に含まれる。

 

「お米は炊きたてより冷やごはんのほうが、レジスタントスターチが増え、血糖値の上昇を抑えます。糖化ケアにもダイエットにも、冷やごはんを活用しましょう」

 

また、亜鉛も一緒に取りたい。

 

「亜鉛は代謝を助ける働きがあり、肌のターンオーバーを整えるのに有効です。卵のほか、カキなどの貝類に多く含まれます。卵は亜鉛のほか、タンパク質や脂質、ビタミン、カルシウム、鉄分も豊富なスーパーフード。以前は1日1個までといわれましたが、いまは、1日に2〜3個食べてもOKと変わっています。安価で、冷蔵庫に常備している家庭も多いでしょう。もっと積極的に活用したい食品です」

 

新型コロナウイルス対策として、いまはマスクが外せないが、マスクによる擦れも敏感肌にはダメージが大きい。

 

「マスクかぶれ対策には保湿が大切です。紫外線ケアも忘れずに」

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