10月から始まるNHK連続テレビ小説『まんぷく』。そのモデルは、即席ラーメンの生みの親・安藤百福さん夫婦。2007年、安藤百福さん死去の際には、ニューヨーク・タイムズが社説で「人間の進歩の殿堂に不滅の地位を占めた」と追悼した。

 

世界初の即席めん「チキンラーメン」誕生から60年。そこで、老若男女に愛される日清食品の即席めんのトリビアを紹介。

 

■発売当時の「チキンラーメン」は1食35円と高価だった!

 

1958年、うどん玉1つが6円の時代、「チキンラーメン」は35円。問屋が仕入れを渋るなか、実際に食べた人たちからは「おいしくて便利だ」と注文が殺到。問屋のトラックが工場前で列をなして、できあがりを待つほどの大ヒットに。

 

■ファストフード時代の先駆けになった「カップヌードル」!

 

1971年、若者の集まる銀座の歩行者天国で試食販売を実施したところ、たちまち大注目を浴び、予想以上の人が集まった。多い日には1日2万食が売り切れに。食が時代とともに変わっていくことを具現化した、パイオニアだったのだ。

 

■あさま山荘事件のテレビ中継で人気に火がつく!

 

1972年、連合赤軍によるあさま山荘事件で、雪の中機動隊員が食べていたのが「カップヌードル」。連続10時間20分(NHK)、総視聴率80%(民放含む)に達したこの報道により、「カップヌードル」は思いがけず世間に大きくアピールされた。

 

■約350商品のうち、定番として残るのは3~4商品!

 

1958年に「チキンラーメン」が発売されて以来、これまで3,000点以上ものインスタント食品を発売してきた日清食品。現在でも年間約350点もの新商品が市場に出されているが、定番商品として残るのはわずか1%程度の3~4点だ。