「喘息や花粉症のほとんどは口呼吸です。花粉症だから口呼吸になるのではなく、口呼吸だから花粉症になるのです」

 

こう語るのは『顔と口腔の医学』西原研究所所長の西原克成先生。自分は口呼吸でないと思っている人が多いようだが、いびきをかく、口が無意識のうちに半開きになる、朝起きたら喉が痛い人などは、口呼吸をしている可能性が高いといえる。

 

「口呼吸は呼吸器系、心臓など循環器系にも負担をかけますし、いびき防止の意味でも鼻で呼吸することが大切です」

 

そこで西原先生に、チェックリストを作ってもらった。口呼吸をしていませんか?

 

□朝起きたときに喉がひりひりいたんだり、からからになっている

□口の中が乾きやすく、いつも唇が乾燥している

□寝て起きたときに、疲れがとれていない

□風邪をひきやすい

□鼻がつまりやすい、鼻がいつもぐずついている

□花粉症、アトピー性皮膚炎、ぜんそく、じんましんなどを発症している

□食事のときにクチャクチャと音をたてる

□口が半開きになっていることがある

□横向きがうつぶせで寝る

□いびきをかく

 

「以上の項目にひとつでも当てはまる人は、自覚していなくても知らないうちに口呼吸をしている可能性があります」(西原先生)

 

鼻呼吸をできている人は口をしっかり閉じていられる筋力があるので、口の周りにしわやたるみが起こりにくい。しかし……。

 

「口呼吸では表情筋を使う頻度が減ります。筋肉は使わないと衰えるので、目の周りはたるみ、小じわも増えていく。なにより口呼吸は老化の原因となるのです」(西原先生)