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国民5人に1人がかかるという花粉症のシーズンに、ついに突入!日本気象協会によると、今シーズンのスギ花粉のピークは、福岡は2月下旬から3月上旬、高松・広島・大阪・名古屋・東京は3月上旬から中旬。金沢と仙台は3月中旬から下旬となる。

 

そこで、気になるのは飛散数(量)だ。同協会の気象予報士、渡邉彩さんは、「近年、傾向が変わってきてセオリーどおりにはいかなくなってきた」という。それは、どういうことなのか?

 

「花粉は飛散が多い年と少ない年が交互にやってくるといわれていましたが、地域ごとにばらつきが出てきて、セオリーどおりにはいかなくなりました。それは、飛散量は前年の夏の気象条件が大きく影響するからです。よく晴れて高温、日照時間が多いと花粉の元になる花芽がたくさん作られて翌年の花粉量が多くなるといわれています。東北は当てはまる気象条件だったので飛散量は多め。ほかの地域は条件がそろわず、少なめの予測となり、地域差が顕著になってきました」

 

花粉の量が少ないからといって予断は禁物。去年に比べて多いところでは2倍以上の花粉が飛ぶので注意したい。そして、もっと気をつけたいのは、花粉だけでなく黄砂とPM2.5のトリプルパンチが来ることだ!

 

PM2.5の発生源は日本国内にもあるが、石炭で暖を取る中国大陸で警戒警報が出るほど。粒子が小さく、肺の奥深くまで入ると、呼吸器、循環器系疾患のリスクが高まる。大気汚染物質などを含んだ黄砂は、せきぜんそくの原因のひとつといわれている。

 

「その2つが春の移動性高気圧に乗って日本にやってくることが多いのです」(渡邉さん)

 

これらが花粉の時期に重なると症状が激化する可能性も!まずは花粉症をブロックするための対策をたて、予防を徹底することが今年は大事なようだ。