「今でもタップを踏めるのは、この運動のおかげです」
――そう語るのは御歳(おんとし)79歳にして、今もステージで踊り続けるタップダンサーの中野章三さん。
「これまで内臓系の病気を一度もしたことがないのも、毎日ステップを踏み続けて、足腰が鍛えられているからかな」
10歳にしてフレッド・アステアに憧れ、兄と共にタップダンスを始め、「中野ブラザーズ」として、ラスベガスやヨーロッパでもショーを行い、大成功をおさめた中野さん。
「歌手や女優さんら、数多くの芸能人の振付をしました。でも本格的にタップを教えた芸能人は、少年隊だけ。ジャニーズ事務所のジャニー社長から直接“教えてあげて”と頼まれ、基礎からレッスンしました。3人は真面目で器用。覚えがよかったですね」
そんな〝レジェンド〟が特別に、部屋の中で、しかも座ったままできるエクササイズを伝授してくれた。
「ぜひ好きな音楽をかけながら、リズムに合わせて楽しんでみてください!」
タップダンスの図解、中野さんの生涯は今週発売の女性自身(8月9日号)にて掲載中!