65歳から増える「老人性うつ」認知症と誤診され症状悪化のケースも…見分ける方法は?
記事投稿日:2024/05/15 11:00 最終更新日:2024/05/15 11:00
老人性うつの初期症状は「老化だろう」と見過ごされがち(写真:freeangle/PIXTA)
「65歳以上の人が発症するうつ病を『老人性うつ』といいます。この老人性うつは、認知症と症状が似ている部分もあり、見分けにくいんです。認知症と思っていたら老人性うつだった、あるいは、それら2つの症状が合併しているケースもある。それだけ診断が難しいんです。また、老人性うつが、認知症の発症リスクを高めることもあります」えびな脳神経クリニック理事長で、同院認知症疾患医療センター...