みなさんこんにちは!
繁田和貴と申します。

 

 

 

今年も中学受験のシーズンが終わりましたね。

 

 

 

いま私は、東京都杉並区で個別指導塾を開いています[E:school]
そして塾長として、小学生の指導を中心に奮闘の日々を送っています[E:rock]

 

 

 

塾には、本当にいろんな生徒がいます。
おおむね素直な生徒が多いのですが、
いじればいじるほどいろんな個性を見せてくれるので(笑)、
日々生徒たちを指導しながら自分自身も彼らから学ばされています[E:flair]
この数日は寒さと花粉でクシュンクシュン言いながらも[E:weep]、楽しい毎日です[E:coldsweats01]

 

 

 

 

ところで、私はなんで塾を始めようと思ったのか。

 

その理由はいくつかあるんですが、
その中の一つに、
今の日本の子どもたちには「考える機会」が足りないと思ったというのがあげられます。

 

 

そしてその結果どうしても、自分の頭を存分に働かせ、物事を考えるという習慣が、
今の子どもたちには欠けているように思えてならないのです[E:down]

 

 

いざという時のために体を鍛えておく、大切なことですよね[E:run]

でもいざという時のために頭を鍛えておくという発想が、今の世の中にはヒジョーに足りていない気がします[E:coldsweats02]

 

 

それはもしかしたら、皮肉なことに、便利な世の中になったことが原因なのかもしれません。

放っておいてもいろいろやってくれる、そんな便利なものが溢れかえっているせいで、
考えることを放棄し、他人任せ(機械任せ)になりすぎてしまっている、そんな気がします。

 

 

 

ここでひとつ問題です[E:paper]

ルパン三世や石川五右衛門など、世の中には伝説の名泥棒がたくさんいます。
しかしどんな名泥棒でも、絶対に盗むことのできないものってなんでしょう?

 

 

 

??

 

 

 

厳重な美術館の中の、何かでしょうか。
しかし、今回はそういう質問ではありません。

 

 

答えは「頭の中に入ったもの」です。

 

 

一時的な財産は、すぐに消えさる可能性があります。たとえば極端な話、盗難にあってしまえば一瞬です。
しかし、頭の中に築いた「知識」および「考える力」という財産は、どのような状況になっても色あせることはありません。

 

 

「頭に入ったものは、何人たりとも盗むことのできない財産である」

 

 

これはどんな時代でも変わることはありません。
だから、知識を蓄えるということ、思考力をつけるということは、いつの時代でも変わらず価値のあることなのです[E:shine]

便利な世の中になったからって、考えることを怠っていいものではないんです[E:ng]

 

 

 

 

じゃあどうやったら、考える力というのは育つのでしょう?

 

それは、体を鍛えるためにやる筋トレと同じです。

自ら「考える」こと、それを習慣にすればいいんです。継続的に頭を使う訓練をしていれば、自然と思考力は養われます。そしてそれこそが、周囲の環境がどんな予期せぬ状況になっても、自分の中に残る最大の武器になるのです。

 

 

 

 

このブログでは、その「考える力」を養うために役立つような問題を、多く紹介していこうと思っています[E:memo][E:pencil]

 

このブログの問題をお子さんと解いてもらうことで、少しでもお子さんの柔軟な思考力に磨きをかけることにつながればと願っています[E:shine]

 

 

 

 

…ちょっと堅いですかね??[E:coldsweats01]

…最初なのでキンチョーしているんです(/-\*)笑

 

どうぞみなさん、これからよろしくお願いします![E:happy01]

 

 

それでは、今日の問題です。

【問題】

インドのガンジス川ほとりにあるバラモン教の寺院では、3つの柱のうちの1つに下から大きい順に積み重ねられた64枚の円盤を、僧侶たちが次のルールに従って別の棒に移しかえようと動かしているという。

①移動できるのは、1回につき1枚
②移動した円盤はそれより大きな円盤の上に乗せる(小さい円盤の上に大きい円盤が乗ってはいけない)
③移動した円盤はいずれかの柱に必ず差し込む(外によけておくことはできない)

伝説では、この移し替えが終わるとき、世界が滅びるとのこと。怖い話ですね。

さてその伝説はともかくとして、これと同じルールで、3つの棒のうち1つに重ねられている4枚の円盤を、別の棒に移しかえるには、最低何手かかるかを考えてみましょう。下から大きい順に4冊の本を積み重ねてやってみると、わかりやすいかもしれません。

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