ますます長くなるペットの寿命。猫のシニア期は7歳から。猫特有の老いの症状もあるので要注意だ。そこで、うえの動物病院の上野泰照院長指導による、愛猫の「老化」チェックリストを紹介しよう。

 

〈1〉毛艶が悪くなる

毛づくろいをサボるようになり、目やにや涙やけが出る。鼻周りや口周りも汚くなる。毛づくろいをサボり始めたら特に目やに、涙やけ、鼻水、口周り、お尻周りなどを湿らせたガーゼやコットンなどを使って丁寧にケアを。

 

〈2〉爪が伸びる

爪とぎをサボるので長いままになり、肉球にささっていることがよくある。専用のものでこまめに爪切りをしてあげよう。

 

〈3〉高いところに登らない

高いところに登れなくなったり、登れても下りられなくなったりするのは、猫独特の老いのサイン。

 

〈4〉口が臭くなる/歯が抜ける

歯周病が原因。悪化すると歯根やその周りの骨が溶ける場合も。口内炎が慢性化して食欲が落ちることもある。できればシニアになる前から、ペーストを歯に直接塗ることから始め、ガーゼで磨く、歯ブラシで磨くなどの習慣をつけておきたい。

 

〈5〉排泄を失敗する

筋力の衰えなどからトイレの失敗が増える。老化によりトイレの段がまたげずに、排泄を我慢する猫もいるが、これは膀胱炎や膀胱結石、便秘の原因になる。トイレの入口にタオルを丸めて踏み台を作るなど、段差の少ないトイレに切り替えて。

 

〈6〉肥満

従来どおりのフードを与えているとカロリー過多に。肥満は関節炎、糖尿病などの原因にもなるので注意を。15分ほどの遊びを1日3〜5回行って運動量を増やす、猫タワーにフードを隠すなど、ダイエットの長期計画を立てよう。

 

〈7〉夜鳴きする/粗相がひどくなる

典型的な認知症の症状。これらの症状が出たら、安全に外が見える場所を確保し、外の様子を観察させるようにしよう。だが、まずは獣医師に相談を。

 

猫特有の老いの症状もあるので、若いうちから健康に気を使い、体力をつけて免疫力を上げておくことが大切だ。

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