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楽しく、幸せなねことの暮らし。でも、不調やトラブルは突然やってくる。そこで、猫専門医の服部幸先生が、悩みをズバリ解決する「にゃうにゃう猫生相談」!今回も、悩めるねこからこんな相談が届いた……。

 

【Q】「私は先日、5歳になったキジトラのメスです。今まで調子が悪くなることもなく、ずっと元気に暮らしています。それでも、飼い主さんは心配なのか、私を年に1回は動物病院へ連れて行きます。健康でも、やっぱり病院へは行かないといけない?」

 

【A】「10歳くらいまでは年に1回、壮年期に入る11歳からは年2回の健康診断が理想」(服部幸先生)

 

ねこの1年は、人間でいうと4年ほどに相当します。10歳くらいまでは年に1回、壮年期に入る11歳からは、年に2回の健康診断が理想です。それでも人間でいうと、2年に1回ほどのペース。年を取ったねこの場合、2〜3年に1回の健康診断では、発見したときに病気が進行してしまっているケースもあります。ただ、あまり頻繁に病院へ行くのもストレスになるでしょう。ねこの様子を見ながら判断してください。

 

また、健康診断の精度を高めるためにも、自宅でやっておいてほしいことがあります。それは「健康手帳」をつけること。排便、排尿の頻度、下痢やおう吐をした場合はその時期や回数、体重の変化などを記録しておきましょう。健康診断のときに獣医師に見せれば、口で説明するよりも正確なデータとなります。ご夫婦でねこを健康診断に連れてきて、獣医師の質問にそれぞれが違う答えをされる、なんていうことも多いんです。記憶に頼ると、どうしても思い込みや思い違いが生じることもあるからです。病院へ行った際に獣医師と話した内容などもメモしておくと、転院したときやセカンドオピニオンの際にも、細かく説明することが可能になります。

 

毎日記録をとるのはハードルが高いですから、まずは何か気がついたときにメモをすることから始めてみてはどうでしょうか。