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「初めて飼った、先代ねこ・ミニモを拾ったとき、まだ子ねこでノミだらけだったんです。そのノミを取るためにお湯につけたことがはじまりで、毎日繰り返しているうちに、温かくて気持ちいいことを覚えて、自らお風呂に入るように。なので、私にとってねこをお風呂に入れるのはふつうのことなんです」

 

そう語るのは、株式会社タイタン代表取締役社長の太田光代さん。2代目の飼いねこ・工藤ちゃん(オス・もうすぐ1歳)もお風呂が大好きで、ついには泳ぎだし、その姿がテレビなどで紹介され話題になっている。

 

ねこは水が嫌いなはずだが……。そこで、太田光代さんにねこをお風呂に入れるポイントを聞いてみた。

 

「生後3〜4カ月の子ねこのうちからはじめたほうがいいですね。ねこを抱えたまま、いきなり湯船に入っちゃうんです。手でお湯を顔につけてあげたりしつつ、最初はそのまま出て、乾かして終わり。慣れてきたら、せっけんでおしりまわりだけ洗ってあげるといい匂いがするのでおすすめです。湯船の中でゆすげば、シャワーは最後に軽くかけるだけ。ドライヤーも子ねこのうちから慣らしていけば、怖がらなくなります」

 

この作戦で工藤ちゃんも、湯加減をチェックしにくるほどのお風呂好きに。

 

「温かいお湯に包まれて、重力から放たれている感覚を経験しちゃうと癖になるんでしょうね。工藤ちゃんはお風呂の中で動きたがるので、ためしにそっと手を放してみたら、泳いだんですよ(笑)」

 

いまは2週間に1回のペースで、入浴&水泳を楽しんでいる工藤ちゃんなのでした。

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