「古来より巳(ヘビ)は弁財天の化身であり、人に財運を施すものの象徴。宝くじ販売員にぴったりの干支なんです。とくに巳年の今年は財運を施すパワーが倍増。注目ですよ」

 

そう話すのは、東洋占星術研究家の松田樹峰さん。そこで全国の人気宝くじ売場から、巳年生まれの販売員の方を調べたところ、極め付きの「巳年夫婦」販売員を見つけました。場所は浜松市の『オグラヤ』。

 

「横浜にいた私たち夫婦が23年前に店を手伝うために移ってきた年に、ドリーム、サマーと1等が連発。『巳年夫婦が来たから』とよく言われました(笑)」と、販売員の牛田正範さん。

 

40年前から売り場を切り盛りしてきた小倉千枝さんは’29年生まれの84歳。その長女・牛田貴志枝さんと夫の正範さんが’53年生まれの59歳で、なんと『オグラヤ』の全員が巳年生まれだ。

 

「3年前、1等3億円が当たった人から匿名で現金3万円が入った感謝の手紙が送られてきたんです。みなさんにその福が行き渡るように、いまは店頭の神棚にそのお金を飾っています」(千枝さん)

 

まさに『オグラヤ』は”巳年パワー伝説”の宝庫だった。最後に、前出の松田樹峰さんから耳よりな情報が。

 

「巳年のパワーがいちばん強いのは朝9時から11時。巳年生まれの販売員から宝くじを買うなら、この時間帯がおすすめです」

 

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