「古代中国では、お金を壺の中に入れ地中に保管すると増えるとされてきました。ひんやりと静かで暗い場所。いまでいえば、もっとも近いのが冷蔵庫なんです」

 

そう語るのは、中国・江蘇省生まれの祖父から風水の極意を学んだ華僑3代目の風水師・張真紀さん。抽せん日(8月13日)まで、あと2週間をきったサマージャンボだが、なんと、宝くじの保管場所には冷蔵庫が有効なのだという。

 

中国ではお金を『来客』にたとえる。地中の静かなところでゆっくり休んでいただくのだが、お金は寂しがり屋なので「ここはいいところ」と“仲間”を呼び始めるといわれている。宝くじも紙幣と同じ。居心地のよいところが吉を呼ぶのだ。

 

「風水では、家の中を人の体にたとえれば冷蔵庫は胃袋にあたります。胃が健康だと仕事をバリバリこなせて、お金が入ってくる。家の金運を上げるには、冷蔵庫の気の流れを常によくしておくのが基本なのです」

 

そこで、張さんに冷蔵庫の運気を上げる5つのポイントを教えてもらった。

 

【1・すべての棚やポケットをキレイにする】

「棚が調味料で汚れていたりすると気がよどむ原因に」

 

【2・脱臭剤を新しくする】

「気を新鮮に保つのに欠かせません。とくに木炭を使ったものが金運を上げます」

 

【3・賞味期限切れの食品やしなびた野菜は整理する】

「放置してはだめ。思い切って処分して、冷蔵庫の中をフレッシュな気で満たす」

 

【4・常温保存が可能なものは取り出す】

「未開封のペットボトルなど不急なのに、つい冷蔵庫に入れてしまっている。これも気の流れの妨げになります」

 

【5・冷蔵庫の外側のマグネットや貼り紙を整理する】

「予定表などをドアに貼りがちですが、気の巡りを悪くします。何もなしがベスト」

 

準備がすめば、いよいよ宝くじを実際に冷蔵庫に入れる。張さんは、宝くじを置く場所を「自分の心臓の高さの棚が基本。中央に置いてください」と話す。心臓は生命の源。宝くじと自分の気がもっともリンクしやすい高さなのだ。冷蔵庫によってはその高さがチルドや冷凍庫になっている場合もあるが、その場合は冷蔵室でいちばん近い高さの棚でOK。

 

また、宝くじは袋から出し、上に重しとして白い石や金のアクセサリーを載せておくと、冷蔵庫全体の気が宝くじを中心に回りやすくなるそうだ。

 

「製氷器の氷は満たんに、野菜室では財運を呼ぶカボチャを中央に置きましょう。そして、13日までは冷蔵庫の開け閉めは回数を減らし、静かにゆっくり宝くじを休めてあげるようにしてください」(張さん)

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