本誌が5年分のドリーム「億」当せん売り場を調査したところ、2年連続1等、同時に2本の1等など、ドリームジャンボに突出している売り場があることを発見した。今回は、そんな「ドリームに強い」売り場4店の“億エピソード”を紹介しよう。

 

まずは長崎県「大塔(だいとう)イオンCC」から(全国で15売り場しかない’12年、’13年連続でドリーム1等)。佐世保市の郊外にあるイオンの売り場は南向きで、佐世保湾から吹く南風をまともに受けている。

 

「とくにドリームの季節は強い南風が吹くことがあるんです」(福永益男店長)。この時期特有の潮気をたっぷり含んだ南風が、福も運んで来るのかもしれない。

 

次は群馬県「群馬町とりせんCC」(’12年1等2本、’13年1等と2年で3本の億は全国6位)。店頭にはピカピカの柄杓が置かれている。この売り場で購入する際は、先にこの柄杓に触ってパワーをもらってからがおススメだ。

 

「北斗七星を結んだ線の形をしている柄杓を近くで販売員が見つけ、ラッキー7で縁起がいいと、これを持って地元の総社神社に当せん祈願したところ、億が連続してびっくり」(湯舟正樹店長)

 

そして神奈川県「いずみ中央ダイクマCC」(’09年ドリームで1等3億円、2等1億円同時当せんほか、過去5年で合計8億円は全国9位)。

 

「’09年の大当たりの直前に、売り場の入口に1匹の白いヤモリがいたんですよ。当時の販売員が思わず『どうか億を出してください』と手を合わせたら、本当に大当たり」(販売員・枦山和子さん)

 

その後も売り場壁面の隙間に白いヤモリがすみ続け、’10年、’12年とドリームで億が。ドリームはちょうどヤモリの行動が活発化する時期。今年もヤモリパワーは健在だ。

 

いっぽう、秋田県「広面CC」(’09~’12年連続合計7億円は全国4位)は、売り場の前のコンクリート舗装が乾く前に猫が歩いたため、足跡が福を呼ぶとニュースになった売り場。

 

「よく覚えているのはジャンボ初日の最前列に並んでいた70代の男性。とりあえず調べてと差し出した100円くじ1枚が1千万円の当たりくじでした」(販売員・佐藤恵子さん)

 

昨年の夏には、やはり開店1番目の60代男性がミニロト3口600円で2等12万円を当てたという。「行列の1番目に並ぶは吉」といわれるが、まさにそれを証明する売り場だった。

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