「親御さんが体験した就活の常識は、現在では通用しません」

そう話すのは、『偏差値40から良い会社に入る方法』(東洋経済新報社刊)著者で、上武大学ビジネス情報学部教授の田中秀臣先生。長年、大学の就職委員として学生を指導してきた田中先生が伝授する、「母親の就活心得」とは。

  1. 漢字の勉強をさせよう
    「履歴書やエントリーシートでの誤字脱字など、初歩的なミスで門前払いされないために、漢字の勉強をしっかりさせましょう」
     
  2. 年上の人とのコミュニケーション能力強化を
    「積極的に年上の人と話す機会を設けて、正しい言葉遣いで、きちんとした会話をする習慣を身につけることが大事です。お父さんやお母さんを相手に“模擬面接”をするのもいいと思いますよ」
     
  3. 各種資格は就活の大きな“武器”となる
    「履歴書に書き込む資格は、多いに越したことはありません。近年ではマイクロソフト社の『オフィス スペシャリスト』資格も重宝されているようです。各種資格は余裕があるうちに取得しておきましょう」
     
  4. 面接官に好印象を与えるためのアドバイスを
    「研究結果により『面接は入室から着席までの10秒で決まる』ことが実証されています。そのため、『マナー教室』などに通うのもいいと思います。また親御さんの視点で、身だしなみなどのアドバイスをしてあげましょう」
     
  5. 子どもへの理解と“就活”貯金を
    「近年の就活は長期化する傾向にあり、金銭的負担も大きくなっています。その備えとして、親は早いうちから “就活貯金”を始めておきましょう。40万円から50万円を目安にすれば安心でしょう」

 

就活への意識が低い学生には、親が積極的に関与する必要があるようだ。