震度7からわが子を守る「春休みの防災心得」前編

3月14日、三陸沖と千葉県東方沖の2カ所でM6級の地震が起きた。3.11から1年、日本列島の地殻の動きは活発なままだ。震度7クラスの”首都圏直下型地震”の危険性が指摘されるなか、時はおりしも春休み。緊急時のために、親が子供の命を守るために、今やっておきたいことは何か? 危機管理教育研究所代表で、3児の母でもある国崎信江さんが「防災の心得」を緊急アドバイスしてくれた。

【1】子供に「日本は地震の多い国」という認識を持たせる
「まず地震の恐怖や対策を話す前に、日本はそういう国土で地震は当たり前のことだと、子供に認識させることが大事です」

【2】子供の通学路エリアの避難場所を確認する
「子供たちがいちばん不安を感じるのは、自分の判断で行動を迫られる登下校のとき。親の防災教育が試されるところです。そこで通学途中にどんな危険があるのか?
身を守る場所はどこなのか? 子供と一緒に確認することが必要です。電車通学なら、沿線の一つひとつの駅に行って、安全な場所の把握をすることです」

【3】親子で散歩しながら周辺の危険箇所をチェックする
「通学路にあるブロック塀や自動販売機、電線などが、地震のときにどんな動きをするのか。イメージトレーニングをしておくことも大事です」

【4】緊急連絡用に、子供に小銭を持たせましょう
「どこに公衆電話があるか、把握させておくこと。大規模災害の発生時、公衆電話は無料になりますが、10円玉を入れないとかけられないシステムなんです」

【5】カバンなど、頭を守るものがない場合、手で頭を覆い『ダンゴムシ』のポーズを!
「地震の際、まず守るべきなのは頭。最善なのは落下物がないところに身を寄せる。なければカバンなどで頭をカバーする。何も持っていなければ、手首を内側にして頭を覆い体を丸めてダンゴムシのような体勢になって。普段からグラッときたら反射的にこのポーズができるよう、言い聞かせておきましょう」