《えっピチピチ肌になれるの?》

《化粧品が出たらすぐ買います!》

 

衝撃報道にネット上でも期待の声があふれている。

 

10月15日、化粧品メーカーのコーセーが、“若返り”に関する驚くべき研究成果を発表した。それは次のようなものだ。

 

1 36歳から67歳のときまで計5回、1人の男性から皮膚細胞を採取していた

2 採取した細胞からそれぞれiPS細胞を作り、分析したところ、テロメア(老化を示す指標とされる染色体の一部)の長さがすべて回復していることを発見した

 

“67歳の肌が36歳の肌とほぼ同じ状態に若返る”とも報じられ、コーセーにも多くの問い合わせが寄せられているという。そこでコーセーに問い合わせたところ、広報担当者は次のように語った。

 

「弊社は創設以来、老化のメカニズムについて研究を重ねて参りました。今回のiPS細胞を使用しての研究により、老化のメカニズムを解明できる可能性が出てきたのです」

 

では、今後はどのような活用法を考えているのか?

 

「iPS細胞入りのクリームを開発するといったことではありません。具体的な商品展開については未定です。しかしあくまで一例ですが、老化を抑える成分などがわかった場合、それを配合したクリームを開発して、販売することはあると思います。発売時期ですか? これから老化メカニズムを解明していくという段階ですので、早くても5年、できれば10年以内に商品化できればと考えています」

 

10年!? 1日も早く開発してください!

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