話題のスポットやニューオープンのお店を、本誌編集者・めた坊(41歳独身。食いしん坊生活が続き、身長170センチで体重はかろうじて0.1トンを切るメタボ体形に成長)が覆面取材。“勝手に対決”させるこの企画。今回は、秋の夜長のおつまみにもピッタリ「デリ系キッシュ」対決だ!
■南青山「キッシュヨロイヅカ」
最初に向かったのは、南青山の『キッシュヨロイズカ』。パティシエとして有名な鎧塚俊彦さんがプロデュースしたキッシュ専門店。鎧塚さんはスイスでの修行中にキッシュを販売していたときに専門店のアイデアが思い浮かんだそう。それから21年後の今年、その夢が実現。江の島、池袋、渋谷にお店をオープンさせ、初の路面店がこの南青山なるそう。
店内はイートインスペースもあって、デリキッシュ6種とスイーツキッシュ6種、サラダも4種あった。このお店のキッシュの特徴はパイ生地が、さくっとした歯ざわりからしっとり食感。デリキッシュのなかから選んだ球状の卵がかわいい「エッグベネディクト」は、半熟状の黄身がとろーりと出てきてまろやか。
「エビグラタン」はエビの下にお米が入っていてびっくり。エビのぷりぷり感もあってとってもぜいたく。「丸ごとトマト」はトマトの酸味とチーズの濃さが口の中ですてきなハーモニーを奏でて、うっとり〜。見た目に味に凝りに凝ったキッシュを堪能した。
■新宿「ラ キッシュ」
つぎは新宿アルタにある「ラ キッシュ」へ。こちらはデリ系キッシュが7種とスイーツ系キッシュ3種。気軽に手軽に買えるのが特徴のようで、買ってその場で食べている人もいた。ここでもデリ系キッシュを注文。こちらのパイ生地はさくっとあっさり系。「コーンマヨネーズ」はたくさん入ったコーンの甘味がGOOD。
「ハムチーズ」は鉄板の相性のよさで、「ほうれん草」も、グラタンを食べているようで美味。どれも上にたくさんの具材がのっているんだけど、ペロリと食べてしまえる。スイーツ系を購入している人も多かったので、次回はぜひこちらにも挑戦したいと思った。
【めた坊ジャッジ】初めて食べたデリ系キッシュの「つまみ能力」の高さに感動!今回はともにお酒が進んだので引き分けだ!