5月に公布・施行された「候補者男女均等法」もいいけれど、私たちには一刻も早く解決してほしい問題がある。それは、「帰省」に関する夫婦間の不平等。夫も姑も“知らぬ存ぜぬ”の大問題、政府でなんとかして!

 

「どんなに時代は変われど、盆・暮れ・正月に夫の実家に帰省する伝統行事は変わりません。都会で最先端の仕事をしていようが、いくら政府が女性の活躍を推進すると言おうが、嫁姑関係などの家族問題も不変。そして、残念ながら、嫁の負担が大きいのは今も昔も変わらない現状なんです」

 

そう教えてくれたのは、恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美さん。帰省をめぐる夫婦間の不公平は、今も昔もほぼ同じ。そこで今回、読者から寄せられた“不公平エピソード”のなかで目立ったものの対処法を三松さんに教えてもらった。

 

■“帰省の準備をするのは妻だけ”はずるい!

 

「夫の実家に帰る際には、義母(68)の機嫌をとるため、私は東京で今はやっているスイーツや人気のコスメなどを下調べして、わざわざ持って行くようにしている。夫は自分の実家に帰るのだから気を使わないかもしれない。しかし、私の実家に行く際にも、夫は何も手土産を用意せず、手ぶら。夫が何も準備しないのはずるい!」(M・Yさん、39歳、東京都)

 

帰省前の姑への連絡や手土産の買い出し、家族の数日分の宿泊の用意など、帰省する前にも、嫁にはやることはたくさんある。

 

「帰省の肝は、姑・小姑といかにうまくやるかなんです。ちょっとしたかわいげのあるパフォーマンスが必要です。今流行しているお菓子やコスメなど、女心をくすぐるものをお土産にすると◎。ジャニーズや韓流ファンの姑・小姑も多いので、雑誌、限定グッズなどでも喜ばれます。趣味のリサーチは必須ですよ」(三松さん)

 

読者から寄せられた“不公平エピソード”は、ほかにも不満がいっぱい。なかでも、「夫の実家での気遣い」「身なりの気遣い」についてのエピソードが目立った。それらについて、三松さんが対処法を解説。

 

【夫の実家での気遣い】

 

夫の実家で料理や洗い物、掃除などの手伝いは、嫁として当然やらねばならないとされている。

 

「なにも聞かずに我流でやろうとすると、トラブルのもと。何でも事前にやり方を聞いて、出しゃばらずに姑の補助的な動きをしましょう。逆に、嫁をお客さん扱いする姑も多いのですが『こっちに来たときくらい、ゆっくりしてね』という言葉をうのみにしては×。手伝わせないのは、台所を汚される、置く場所が違う、自分の家で嫁が堂々と振る舞うのが嫌などの裏返しですから」(三松さん)

 

【身なりの気遣い】

 

「そんなキャバレーみたいな服、どこで買ったの?」「そんな派手な爪で料理ができるのかしら?」「髪の色、明るすぎない?」など、嫁の容姿に難癖をつける姑は多い。

 

「身なりを気にするかどうかは、姑によるので、事前に夫に確認しましょう。とは言え、帰省するのに派手で華美な身なりは避けるのがベター。なるべくシンプルで動きやすいキレイめの服を選ぶのが無難です」(三松さん)

 

嫁ばかりが耐え忍ぶ“里帰り”にまつわる現状。政府が男女平等社会を謳うなら、この時期いちばん深刻なこの問題をどうにかしてほしい!