「じつは昨年秋、売り場に億を招こうと、この金色のミニ座布団を店頭に設置したばかり。こんなに早く御利益が表れるとは!」

 

こう話すのは、昨年大みそかに抽せんがあった年末ジャンボで見事、1等・前後賞10億円が出た静岡県「イオン浜松志都呂チャンスセンター」の村上祐一店長。その左手には黄金に輝くカバーをまとったミニ座布団が、誇らしげに握られている。その名も「億(置く)座布団」。お客さんが購入したくじをその上に置いて、招福を願うというもの。

 

「昨年11月、宝くじに御利益がある地元の『宝林寺』に座布団を持参。当せん祈願も済ませたばかりでした」(村上店長)

 

今年も、いよいよバレンタインジャンボ1等・前後賞合わせて3億円が発売。本誌では今回、いま全国の売り場で相次いで起きている「金の縁起物の奇跡」に注目した。

 

’16年サマーで1等・前後賞7億円が出ている、愛知県「名鉄観光名駅地下支店」の販売員・伊藤幸子さんはこう明かす。

 

「名古屋といえば名古屋城の金のシャチホコ。じつは’16年に7億円が出たとき、倉庫で文鎮代わりに使っていたのが、このシャチホコのレプリカ。昨年は名古屋城本丸御殿が復元完成。そのパワーにあやかろうと、これを店頭に置きました。すると、直後に年末ミニ1等・前後賞5,000万円が出て」

 

すでにこの5,000万円当せん者は売り場に訪れたという。

 

「60代のご夫婦で、ミニだけ100枚購入した中に大当たりがありました。たぶん、売り場には報告がてらに来てくれたようで、とても冷静だったのが印象的」(伊藤さん)

 

’17年の年末に10億円が出たのは、福岡県「穂波イオンチャンスセンター」。

 

「’00年から10年間で12億円が出た、非常に運の強い売り場でした。一昨年の11月のことです。当たりが出ていた当時、穂波という名にちなんで稲穂の五円玉をモチーフにした巨大ご縁玉が店頭にあったことを知り、それを再現して店頭に置いたんです」(販売担当・矢坂新一さん)

 

もちろん5円玉がモチーフなので、色は金。これを地元の「曩祖八幡宮」へ持参し、当せん祈願したところ、直後に年末1等・前後賞10億円が出たのだ。

 

「ほかにも『私もここで年末ジャンボを購入したとき、ご縁玉に宝くじをこすりつけたら当たったのよ』と販売員に明かすお客さんが何人かいます」(八坂さん)

 

同じく福岡県・JR博多駅ビル内「マイングチャンスセンター」。ここからは’17年ハロウィン1等と前賞4億円が出た。この大当たりを招いたのが、金のダルマだという。

 

「ダルマを店頭に設置したのは’17年の夏。大当たりが出たら両目を入れようと飾ったところ、半年後にまさかの大当たり。両目を入れることができました」(坂原克司店長)

 

どうして金の縁起物にはこれほどのパワーがあるのか? 宝くじ研究家の山下剛さんは次のように話す。

 

「金は金を呼ぶ。まさに引き寄せ効果。くじ購入時には、金色のものを持っているべきでしょう」

 

“引き寄せの法則”とはよく言われるが、宝くじも例外ではなかった。金が金を呼ぶように、あなたも心に深く信じて売り場に行けば、きっと幸運が引き寄せられるはず!