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お金の記事はやっぱり本誌でも読者の注目度が高いですが、記事でアドバイスをしてくれる「お金のプロ」のお財布、のぞいてみたいと思いませんか? 見せてくれたお財布には、さすがのテクニックが満載です!

 

スマホと比べても大きさは半分以下の手のひらサイズの財布。名刺入れと間違ってしまいそうな財布を使っているのは、ファイナンシャルプランナーの山口京子さん。ピンクゴールドの3つ折り財布は、6~7年使っているという。

 

「それまではブランド物の長財布を使っていましたが2~3年ですれてきて、中身もカードや小銭で重かったので、荷物を軽くしようと見つけたのがこのお財布です。このお財布に入る範囲のカードと現金しか持ち歩かない。お金を使う頻度が少なくなり、無駄遣いが減ったのか、お金が貯まってきました」(山口さん・以下同)

 

長財布から3つ折り財布に切り替えるとき、使わないポイントカードを思い切って整理し、取引のない銀行口座を解約してキャッシュカードも最小限に。さらに、持ち歩くカードを“集約”した。

 

「メインバンクのキャッシュカードと、クレジットカードを持ち歩くと最低でも“2枚”お財布の中に入ることになりますが、銀行のキャッシュカードとデビットカードが一体になっているカードなら“1枚”で済みます。カードを集約していくと枚数を減らすことができますよ」

 

山口さんが家計管理に愛用しているカードは、メガバンクとネットバンクのデビットカード2枚。ネットバンクはキャッシュカードと一体型なので、国内ATMで現金の出し入れはもちろん、VISAの加盟店での買い物もこれ1枚でOK。

 

「デビットカードは、カードで買い物した瞬間、銀行口座から代金が引き落とされて、預金通帳に履歴が残ります。家計簿をつけるのが面倒だと思う人は、通帳が家計簿代わりになるのでとても便利」

 

毎日スーパーやドラッグストア、コンビニなど、カードが使えるお店では少額でもデビットカードを使っているという。また、現金は持たない主義。隙間スペースに最小限の小銭を入れ、現在持ち歩いている金額は約3,700円!

 

「買い物はほとんどデビットカードかスマホ決済。QRコードが表示されたスマホをレジで見せるだけ。スマホのメールに履歴が届くので、現金を出し入れする手間が省けるだけでなく、使いすぎもストップできて一石二鳥です」

 

ATMから下ろすお金は1度に1万円までと決めて、家計簿を細かくつける手間を省く。管理を簡単にするためにもミニ財布にしてキャッシュレス化の流れに乗ろう。

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