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近づく「大嘗祭」で名実ともに幕を開けるともいえる「令和」。そんな時代の大きな節目を経て、これから年末にかけての星回りには、どうやら「お金」をめぐる大きな変化の兆しが出てくるようですーー。

 

10月22日の「即位礼正殿の儀」につづき、11月14日夕方から翌未明にかけて「大嘗祭」が執り行われるなど、主要な皇位継承儀式が相次ぐ、この秋。国民にとっては、文字どおり時代の大きな「節目」を迎えるわけだが、じつは「日本そのもの」の運気においても大きな変化が訪れるのだという。

 

「天皇陛下が即位されて元号が令和へと変わった5月ごろから、すでにその兆候はありましたが、大嘗祭の前後から年末にかけては、運気がいっそう顕著な変化を見せてくるのです」

 

そう語るのは、本誌でも占星術の連載を持つステラ薫子さん。新天皇の即位と西洋占星術の世界は、一見、無関係のようにも思えるが、「神道における祭事・天文・暦の動きと、占星術の星の動き・数秘の法則は非常に似ているのです」と解説する。

 

では、その運気が大きな「うねり」を見せる大嘗祭の11月から年末にかけて、私たちにとってもっとも気になる経済=金運は……。

 

最初のポイントは9月23日の秋分の日。この日の前後に、太陽と水星、そして火星が、「パートナー」を表す部屋に入ったことが大きな意味を持つという。

 

「大局的な視点で言えばアメリカとの関係に変化が見られます。日本に対してパートナーとして手を結びながらも、攻撃的な姿勢をとる、というカタチになっているのですが、先日合意した日米貿易協定などが、まさにそのいい例です」

 

また、もっと身近なところでは、「覚醒」や「独創性」を意味する天王星の影響を受けるため、貨幣価値の変化があるとも。

 

「このことが示唆しているのは、本格的なキャッシュレス時代の到来と、仮想通貨のいっそうの進化だと思います」

 

そして、こうした経済をめぐる変化が大きくうねりだすのが「大嘗祭」。ここからは、実質的に日本の「再生」がスタートする。ステラさんが、大嘗祭から年末にかけての金運ラッキー星座ランキング7〜12位を解説。

 

【7位】天秤座

 

「金運自体は悪くはないのですが、『使う』運勢です。特に、趣味や社交にお金をつぎ込みがちに。せっかく入ってきたお金が、出つづけてしまう可能性あり。しかし、この投資があとで役立つことに。なお、副業などで得たアイデアがお金を作り出すケースもあります」(ステラさん・以下同)

 

【8位】蠍座

 

「お金に関する情報が入りにくい時期です。冷静な経済感覚が出てくるときではあるのですが、思い切った投資はやめておいて。とはいえ、買い物運は好調。逸品を選ぶ目がさえます。なお、資産関係では親族の干渉を受けやすいので今は動かさないほうがよいでしょう」

 

【9位】水瓶座

 

「お金に関するカンが鈍りやすくなります。買い物でも大金を動かすときは用心しましょう。一方で、友情運がよいので悩んでいることは友人に相談してみて。なお、あなたの金運を上げる人との関係が深まる運勢も。働いている人は仕事に精力的に取り組むと幸運が」

 

【10位】魚座

 

「社交面が華やかに。セレブや起業家との縁ができそうですが、彼らに影響されて同等の生活を望む願望が出る危険性が。身の丈に合う消費を心がけましょう。この時期は、自分で稼ぐ準備の時期なので、よい人脈を得られたら収入を増やすノウハウを聞くことで今後につなげましょう」

 

【11位】双子座

 

「気まぐれになりやすい運勢。周りにそそのかされて大胆な行動をしやすいとき。株や高額商品を購入するなど、お金に関する勝負をしたくなったときは一呼吸おいて。なお、この時期は問題のある人も集まってくるので交流する相手は選びましょう。お金の貸し借りはNGです」

 

【12位】蟹座

 

「対人関係をはじめ、運気に波があるため人間関係のストレス発散に散財してしまうことが多そう。趣味や仕事に情熱を注ぎ込むことで気持ちが解放されるので、それらに力を入れて。また、お金に関する情報は自分の力で調べ、学んだほうが金運をアップさせることになります」

 

大嘗祭を境に、時代は『再生のとき』を迎える局面に入り、大転換の時期になるという。

 

「それにより、経済的な不安定さを感じる人が多くなりますが、今までの概念を打ち破り、新たなアクションを起こす人が勝利を収めるようになっていきます」

 

そう聞くと「具体的にはどうすればいいの?」と戸惑うかもしれないが、ステラさんによれば、その答えはいたってシンプル。

 

「お金を使って運気を上げる、ということがとても大事になります。将来の不安に備えるには貯金ばかりしていてもダメな時代です。それよりも、資格取得や自分磨きにお金をかけて、自分自身を“再生”させるほうが、よほど賢明。もちろんリフレッシュのために趣味にお金を使ってもかまいません。そもそも消費をしないとお金は回りませんし、お金がないと嘆いてばかりでいると、どんどん負のスパイラルに陥ってしまいます。それよりも多少の出費には目をつむり、友人の誘いを受けて縁を作り、そこから新しいアプローチを見いだしたいですね。まさに、積極性がお金を生み出す時代になるといえるでしょう」

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