コロナ禍で収入減でも「家計簿を公開したら142万円貯まった」
akiさんがインスタグラムで公開している収支。

「今月の収入は○万円、支出は×万円。貯蓄額は△万円」

 

究極の個人情報である家計簿。それをネット上で公開する女性が増えている。

 

ブログやSNSには「#家計簿公開」「#家計簿」などのハッシュタグ付きの投稿がたくさん。表にまとめたり、アプリを使ったり、方法こそ違えど、赤裸々に家計の秘密を公開している。

 

実際に家計簿を公開している人にコンタクトを取ると、「公開するようになって貯蓄額が増えた」「ムダ遣いが目に見えて減った」と口をそろえる。

 

なぜ家計簿を公開するとお金が貯まるのか、どういうメリットがあるのか。実例をもとに、その謎をといていこう。

 

■他者からのコメントで“気づき”が生まれる

 

【akiさん(24)】専業主婦

・インスタグラムアカウント名「aki 手取り26万円生活」
・家族構成:夫、2歳の子ども
・’19年に貯めた額:142万円

 

インスタグラムで家計簿を公開している専業主婦のakiさん(24)。家計簿をつけ始めるのと同時に、それまで使っていたアカウントとは別に専用アカウントをつくって、家計簿公開をはじめた。

 

「長続きしない私ですが、公開すれば続くかもと思ったんです。これまで家計簿をつけたことがなくて、貯金もほぼない状態。包み隠さず投稿することで、1年で142万円貯めることができました」

 

Akiさんは、「#家計簿仲間募集中」「#家計簿つけてる人と繋がりたい」などのハッシュタグで仲間を探して情報交換している。他人の家計簿やコメントから、改善点に気づくことも多いそう。

 

「これまで携帯代を2万円弱払っていましたが、他人の公開家計簿からわが家が高すぎることに気づきました。『ガス代が高すぎる、風呂の湯量を減らして見直しを』と指摘を受けたこともあります。辛辣なコメントを受け止めて固定費から削っていったことで、大幅な削減ができました」

 

■“公開主婦”に学んだ家計簿公開5つのメリット

 

【1】三日坊主の人でも続く

見られている以上はしっかりと支出を記録しようという気持ちが生まれる。

 

【2】掲げた目標を守りやすい

「今月は食費3万円以内」「水道代は5,000円以内」などと目標を多くの人の目に触れる形で掲げるので、守ろうという気持ちになりやすい。

 

【3】達成感を共有できる

「すごいですね」「頑張りましたね」などのコメントや“いいね!”をもらえると、目標達成が自己満足に終わらず、次も頑張ろうという気持ちになれる。

 

【4】明るい気持ちで節約生活を送れる

節約生活が続くと気分が沈みがち。だが、ブログやSNSで公開するネタが増えたと思うと、明るい気持ちで節約生活を送れる。

 

【5】助言や節約情報が集まる

今年はコロナ禍の影響で夫の給料が減り、すでに冬のボーナスカットも決まってしまったそう。

 

「それでも、コロナ前よりも月の貯金額は1万円増えました。食費を2万円以内に減らしたことが大きいですね。節約のために実践していることや目標を投稿して、“達成しました!”と報告したいので、ムダな支出は自然と減ります。人の家計簿を見るだけでも参考にはなるんですが、やはり公開すると節約に対する本気度が変わってきます。今年も、このまま引き締めていけば、目標貯金額を達成できそうです」

 

三日坊主にならない。設定した目標を守れる。助言がもらえる……など、さまざまなメリットがある「#家計簿公開」。お金が貯まらないとお困りのあなたも、「#家計簿公開」にチャレンジしてみては。

 

「女性自身」2020年9月29日・10月6日合併号 掲載

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