“貯金体質”になるために「レストランとコスメ」にこだわれ

日常の何げないシーンにも、お金を貯めやすい習慣があるという。大きなバッグより小さめのバッグ・流行店より行きつけのお店・大人数よりも一人ご飯など、ポイントはたくさんーー!

 

「コロナ禍で、減った収入を補おうと、マスクやトイレットペーパーのまとめ買いをして、高値づかみしてしまった人は少なくありません。やりくり上手になろうとして逆効果になることはあります」

 

こう話すのは豊富な経験に裏打ちされた家計アドバイスに定評のある、ファイナンシャルプランナーの畠中雅子先生だ。年間数百件の家計相談に乗っているうち、「貯められない」人には、いくつかの共通点があることに気づいたと畠中先生はいう。

 

「やりくりがうまくいかないと嘆くのは、いろいろなものに興味を持ち、おしゃれが好きな、チャーミングな女性が多いかもしれません(笑)。決して悪いことではないけれど、『貯めたい!』と決意したなら、何げなく続けている習慣をいま一度見直してみては?」

 

畠中さんが明かしてくれた行動パターンは次のとおりだ。

 

■人を信じすぎないで

 

「誰かがレビューで絶賛していたり、比較サイトなどでオススメされていたという理由だけで購入を決めてしまう人は騙されやすい傾向にあります。たとえば金融商品の比較サイトは、条件が一定ではない商品を比べ『こっちがおトク』とうたっていたり。自分で見て判断する習慣づけが必要です」

 

表面的なコメントだけで決めてしまうと、しょっちゅう返品や解約に追われ、手数料などもバカにならないので要注意だ。

 

■一人ご飯も楽しみましょう

 

「一人ご飯ができる人は、安くて好きなものを食べられる人。一方、誰かとじゃなければファミレスにも入れない、という人はいつも他人に付き合い食べたくないものを食べたり、つられてお酒を飲んだり。満足感が得られないことが多そう。こういう人は流されやすく、買い物なども散々悩んで購入しても『やはり違ったかも』と後悔しラクマやメルカリで売ってしまい、また買い直したりという悪循環に。一人で行動できる人、決断力のある人は買ったことを後悔しません」

 

その場の空気に流されず、満足度を高めることが大事ということ。

 

■小さいバッグを取り入れよう

 

「ふだん使いするバッグには持ち主の性格があらわれます。大きなバッグにあれもこれもと詰め込んでいる人は、バッグの中で物が行方不明になってしまうこともしばしば。同じようなものを何度も買ってしまいませんか? 小さなバッグに奇麗に収められる人は、整理が行き届いていて生活にも無駄な買い物が少ない傾向があります」

 

心の中もコンパクトに整頓を。

 

■化粧品ブランドにこだわりを

 

「ブランドを統一せずあちこち浮気すると、使い切れない化粧品が蓄積していくという状態に陥りがち。決めたブランドに徹して使うと、1本切れたら買い足すというふうに無駄なく計画的になれます」

 

コスメに限らず移り気や浮気はお金がかかるということ。

 

■行きつけのお店を持とう

 

「テレビで紹介されたお店にはすぐGo! という人は、ハズレも引きやすく高値づかみの傾向も。ブームが落ち着いて行ったほうが適正価格でハズレも少なくなります。ショッピング、美容室でもグルメでも同じ。行きつけを持つほうが、味も質も腕も確か。お得意さまのサービスも期待できるので『こんなはずでは』という失敗がなく、予想外の出費や散財を回避できます」

 

さて、あなたはいくつ該当しただろう。見渡してみると、すべてに共通するのは、流されず合理的に生きれば「貯められる」体質になる、ということかも。

 

「女性自身」2020年10月13日号 掲載

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