いつまでも捨てられない「紙類」「食器類」「衣類」を処分するための心得
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■3大“不要品”を処分するための心構えとは

 

大津さんによれば、読者世代がなかなか捨てられない代表的なモノは「食器類」「衣類」「紙類」の3つだという。

 

「結婚式の引出物でもらった大皿やコーヒーカップなどが納戸にしまいっぱなし、というご家庭も多いでしょう。『使わないけど、思い出が詰まっている』『未使用なのに捨てるのはもったいない』といった理由で処分に悩んでいる人も多いと聞きます。そんなときは、売ってみるのも手です。新たに使ってもらえる人がいればモノもきっと喜んでくれるはずです」

 

衣類で多いのは、一度履いてみたものの、サイズが合わなかった靴。「もったいない」と思うかもしれないが、履けないのであれば思い切って処分しよう。

 

「一度しか履いていないので『もったいない』と思ってしまう。でも逆に一度しか履いていないのであれば、メルカリなどで買い手がつく可能性もあります」

 

もったいない、とためらう気持ちが強いときは、この先に着るか着ないか、履くか履かないかで判断すると、手放せるようになる。

 

「痩せたら着るかもしれない、と5年ぐらい前に買った洋服で、クローゼットがパンパンになっていませんか? 流行が変わっていることもあるので、着ないまま3年ぐらいたった服は、思い切って入れ替えてみましょう」

 

そして最後が、家の中で意外とスペースを取る「紙類」。

 

とりわけ多くの人が整理に苦労しているのは、子どもの思い出の品や、趣味のモノなどだろう。

 

「お子さんが小さいころの通知表などは、ご結婚やお孫さんの誕生といった節目に、お子さん本人に渡すという方法も。また、趣味で長年作りためた手芸品やアクセサリーは、お友達やお孫さんにプレゼントするのがおすすめです」

 

昨年末の大掃除でも片付けられなかったモノの処分は、今からでも遅くないので、ぜひチャレンジしてみよう!

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