妊婦さん、青信号、てんとう虫…ささいな“知らせ”が億を呼ぶ!
2年連続1等7億円を出した販売員をはじめ、サマーに億を招く“女神”が登場だ。彼女たちが口をそろえるのは、ささいなことに気がつくことが億を呼ぶ秘訣だということ!
「以前、『おめでたのときは運気がいいっていうから』と、ジャンボを買いに来た妊婦さんが翌年、赤ちゃんを抱いて売り場に『本当に1等が当たりました』と報告に見えたんです。“妊婦は運気がいい”というのは本当ですね」
と、明かすのは、東京都「池袋東口西武線駅構内売場」の安藤千香子店長。安藤さんは販売員キャリア8年ながら、その間に売り場から’19年、’20年と連続でサマー1等・前後賞7億円が出るなど、まさに“サマーの女神”にふさわしい強運の販売員だ。
今回、本誌では、安藤さんのように、売り場在籍中に、サマージャンボで1等を出している全国の強運女性販売員6人に直撃。お客さんと触れ合う彼女たちが肌で感じている億招きの“吉兆サイン”を教えてもらった。
安藤さんが妊婦さんのほかに“当たるサイン”と話すのは、
「売り場までずっと青信号で来たら100万円が当たったという人がいました。それから私も、通勤時にずっと信号が青だったときには、必ずくじを買うようにしています」
つづいての“女神”は’21年サマー1等5億円が出た東京都「新宿駅南口ルミネ前売り場」の井上玲子店長。井上さんは40年前から一人でこの売り場を切り盛りし、数々の1等を出してきた。
「スクラッチ10枚を買って100万円を当てた60代の女性が『開運にもなるというから、老化防止を兼ねて、毎朝、グーパー体操をしているの。そのおかげかしら』と喜んでました。私も毎朝やるようにしています」
井上さんが大切にしているのが、歌手の北島三郎ゆかりの競走馬「キタサンブラック」が肖像になった金色の1万円札のレプリカだ。
「昨年のサマーで、5億円が出る直前に知り合いの人から『金運が上がるよ』といただいたんです。億招きには縁起物も大切ですよ」
’16年、’20年とサマー1等が出ている愛知県「名鉄観光名駅地下支店」の伊藤幸子さんは、常連さんから“イットーサチコ”さんと呼ばれる人気販売員。彼女がすすめるゲン担ぎは“本の福耳”だ。
「あるとき、書店で鉄道時刻表を購入したら、ページの角が内側に折れ込んでいて、広げると紙が耳のように開く不良品だったんです。
それを売り場の上司に見せたら、これは『古書店では福耳といって珍重されるもの。いいことがあるかもね』と言われて、そのとき発売中のジャンボを買ったら人生初の5万円当せん(笑)。その時刻表を売り場に置いたら、サマー7億円。皆さんも、福耳のある本を入手したら、ぜひ宝くじにトライしてみてください」