ひとつの保険会社にこだわらず、その分野でベストな商品をさがしてみよう 画像を見る

「ひとつの保険会社に主契約+特約という形で加入するより、べつべつの会社の保険を自分で組み合わせて加入する方がお得でかつ保障内容も優れたものになる。そんな一石二鳥のコスパ保険術があります」

 

こう話すのはいま話題の新刊「NEWよい保険・悪い保険2023年版」の共同監修などでおなじみの“保険のプロ”ファイナンシャルプランナーの長尾義弘さん。

 

長尾さんが例に挙げたのが、収入保障保険のFWD生命「FWD収入保障」に就業不能保険である「生活支援特則」をつけたケースだ。

 

「『収入保障保険』とは死亡保険で、亡くなった月から毎月年金のように保険金が支払われ、残された家族の生活費として補填できるもの。これに対して就業不能保険は、病気やけがで働くことができなくなった場合に保険金が払われるもので、生活の担い手である人は両方に加入しておくと安心といえます」

 

図表をみてほしい。40歳男性の場合、「FWD収入保障」に就業不能保険である「生活支援特則」をつけた場合、月額の保険料は4503円。これに対して、収入保障保険は「FWD収入保障」、就業不能保険はSBI生命「働く人のたより(ハーフタイプ)」に加入した場合は合計4118円となり、月額385円もお得になる。なぜ、こんなことが起きるのだろうか?

 

「保険会社としてはすべてのジャンルでよい商品を作ることが理想ですが、現実にはその会社が重点商品と位置付けた分野が内容も保険料も優れているケースが多いものです。そこで別会社のベストな商品を組み合わせるという裏ワザが可能になります」

 

ひとつの保険会社にこだわらず、その分野でベストな商品をさがせば、主契約+特約という形で一つの会社の保険にするより、結果的に内容が充実するだけでなく保険料が安くなる。これはたしかに最強のコスパ保険術といえそうだ。

出典元:

WEB女性自身

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