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(写真・神奈川新聞社)

イオンモールは、座間市広野台2丁目に大規模商業施設「イオンモール座間」(仮称)の出店を決め、建築を着工した。神奈川県内で5店舗目の進出で、市内で最大規模の商業施設となる。2018年春の開業を予定している。

 

敷地面積は、日産自動車座間事業所の座間工場跡地の一部約5万8千平方メートル。店舗棟(地上3階建て)と、約2,500台を収容する立体駐車場棟(地上5階建て)を建築する。延べ床面積は11万2千平方メートル。17日に着工した。

 

売り場部分は約5万平方メートルで、イオンモール大和(約3万5千平方メートル)を上回り、イオンモールとして県内で最大となる。「SMART“ZAMA LIFE”」を開発コンセプトとして、商品の販売にとどまらないサービスや空間の提供を目指し、入居店舗を選定している。

 

日産と連携し、自動車産業の先進環境技術の発信にも取り組むという。

 

計画地は、北側に小田急線沿線の住宅地が広がり、南側に国道246号が接続する。イオンモール広報部は「広域からの集客も期待できる有望な立地」と説明した。市は13年5月に地区計画を策定したが、渋滞対策の交通協議の長期化で開業予定がずれ込んでいた。

 

遠藤三紀夫市長は「にぎわいの拠点となり、市民の交流の場としても検討してもらっている。公共交通網の核となり、人が集まることによって表れる効果を期待している」と話した。

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