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(写真・神奈川新聞社)

 

藤沢市の建設工事現場で小型無人機「ドローン」が墜落し、男性作業員がけがを負う事故が起きていたことが、28日までに分かった。ドローンに絡むトラブルは2015年12月の航空法改正以降、墜落など約50件が報告されているが、人身事故は初めてという。

 

国土交通省などによると、2月18日午前10時すぎ、藤沢市藤が岡の工事現場で、建設現場を空撮するために飛行していたドローン(縦横各40センチ、重さ約1キロ)が大型クレーンに接触。上空約70メートルから墜落し、30代の男性作業員に衝突した。男性は顔を数針縫うけがを負った。飛行中に電波障害が発生して操縦不能になったとみられ、同省が事故原因などを調べている。操縦者は約50時間の経験があったという。

 

ドローンを巡っては、15年12月の航空法改正で人口密集地などの飛行には国の飛行許可を必要とし、トラブル発生時には国への連絡を求めるようになった。今回の事故現場は飛行禁止区域で、建築関連業者が事前に飛行許可を得ていた。

 

同省によると、航空法改正以降に受け付けた飛行許可申請は1万4,476件(事前相談含む)で、このうち1万1,974件(2月9日現在)が承認されたという。同省は「事故原因を分析し、再発防止に努めたい」とコメントした。

 

法改正以前の14年11月には、大磯町で湘南国際マラソンを空撮中の無線機付き小型ヘリコプターが落下、女性スタッフが顔に軽傷を負う事故があった。

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