(写真・神奈川新聞社)大正6年生まれで100歳を迎え、世界平和の夢を語る女性がいる。深く胸に刺さっているのは、終戦直前に空襲で家を失った戦争体験だ。通っている介護施設のイベントで平和への願いを語り、冊子にまとめた。「夢なんてないって言ったの」鎌倉市在住の松村吉子さんは声を出してちゃめっ気たっぷりに笑う。2月9日で100歳になったが、つえを使わず外出する。週1回通うデイサ...

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