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(写真提供:生田緑地おもてなしプロジェクト/神奈川新聞社)

 

川崎市多摩区に広がる生田緑地の森で名物スイーツを味わってもらおうと、地域団体などでつくる「生田緑地おもてなしプロジェクト会議」がレシピ開発を始めた。小田急線向ケ丘遊園駅周辺の商店街とも協力し、2~3年かけて完成させる。園内へのフランス料理店出店なども併せて検討する。

 

向ケ丘遊園の緑を守る活動などに取り組んできたプロジェクトリーダーの松岡嘉代子さん(69)をはじめ、周辺自治会や町内会、同市の生田緑地整備事務所、岡本太郎美術館などから十数人のメンバーが集まり、ことし2月からアイデアを出し合っている。

 

商店街の飲食店や園内のカフェにもレシピの開発を依頼。緑地にある柿、梅、特産ののらぼう菜を使うアイデアなどを練っている。将来は、新たな名物スイーツとともに、緑地内で既に味わえるそばや団子なども含めた食の総合展開を図る。

 

松岡さんは「生田緑地の一番の魅力は多様な自然だが、観光の大きな楽しみは食べ物。この景色でスイーツが食べられるのは生田緑地だけ、とアピールできるような名物を完成させたい」と話す。

 

約180ヘクタールの生田緑地では、市民活動団体、大学、企業、博物館施設など54団体がマネジメント会議をつくり緑地の在り方や具体的な運営方法を協議している。同会議が3月17日に開いた初のシンポジウムでは、多摩丘陵を代表する里山の雑木林の中でフレンチやスイーツなどを味わえる企画を求める意見が相次いで出された。

 

「屋根付きテラスのあるフレンチレストランがあれば緑地を訪れたくなる」など具体的な提案もあり、同プロジェクトで議論していくという。

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