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(写真 神奈川新聞)

 

フィットネスクラブを運営するRIZAP(ライザップ)グループ(東京都新宿区)が、サッカーJ1の湘南ベルマーレに出資し傘下に収めることが、関係者の話で分かった。4日に平塚市内で取材対応したクラブの水谷尚人社長は「(ライザップと)話をしているのは事実だが、まだ決まっていないことが多い」とした上で、株式の譲渡などを含めた今後のスケジュールに関しては「360人の株主に支えられてきた18年なので、そこは一番大切にしないといけない。簡単には決められない」と説明した。

 

ライザップは近年、アパレルや住宅関連企業などを相次いで買収し、事業の多角化を進めている。サッカークラブへの経営の参画を通じ、本業のフィットネスクラブ事業との相乗効果を狙うとみられる。湘南に33%出資する筆頭株主の三栄建築設計と調整し、出資の枠組みを固めていくとみられる。

 

湘南の2016年度の営業収入は16億2700万円でJ1では下から2番目。資金難から毎年のように主力選手が流出しており、過去10年で4度の昇格と3度の降格を経験している。

 

今後の経営体制について、水谷社長は「それは相手側が我々をどう評価しているかによる。株主、サポーター、700社のスポンサーが今までやってきたことを評価してくれていれば現状を大切にしてくれると思う」と話した。

 

ライザップグループは「当該事業に関する出資について検討していることは事実ですが、決定した場合には速やかに公表します」との談話を出した。