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てつがくカフェの冒頭で絵本を読み聞かせる友寄舞さん(右)=16日、浦添市の前田ユブシが丘児童センター
(写真・琉球新報社)

【浦添】哲学対話の手法で語り合う「てつがくカフェ」が16日、浦添市の前田ユブシが丘児童センターで開かれた。立教大学4年生の友寄(ともより)舞さん(21)が進行役のファシリテーターを務め、前田小の1年から6年までの児童15人が参加した。児童たちは「幸せ」や「うれしさ」について語り合った。

カフェは絵本「にじいろさかな」の読み聞かせからスタート。自慢だったきれいなうろこをほかの魚に配ることで幸せを感じた魚の話に、友寄さんは「うろこをあげて何で幸せを感じたのかな」「みんながうれしいときはどんなとき」などと問い掛けた。

 

子どもたちはじっくり考え、答えに詰まりながらも、自分自身の経験や考えで対話を続けた。

 

3年生の儀間芯さん(8)は「弟が生まれて新しい家族ができたら、もっと楽しくなる」と述べた。4年生の當間彩美さん(10)は「いろんな考えがあって面白かった」と話した。

 

積極的に発言した3年生の下地晴日さん(9)は「最初は怖かったけど、慣れたのでもっとしたい」と言った。妹の1年生、来幸さん(7)は「最初はカフェを飲むのかと思っていた」とおどけた。

 

友寄さんは新報小中学生新聞「りゅうPON!」に連載中の「てつがくカフェ」に登場する「コーノくん」こと、同大の河野哲也教授の研究室の学生。哲学対話は答えのない話題を、発言者を尊重しながらゆっくり語り合う方法で進める。