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(写真・琉球新報社)

 

野菜の高騰が続く中、沖縄村上農園(沖縄県大宜味村、仲宗根悟社長)が野菜生産施設(植物工場)で栽培する豆苗(とうみょう)が注目を集めている。工場生産のため年間を通して100円前後と価格が安定しているため、11月第1週の注文数が前年比2倍の4万パックに伸びている。

 

同農園によると、豆苗はベータカロテンがチンゲンサイの約1・5倍、ビタミンEが小松菜の約1・8倍、食物繊維がジャガイモの約1・7倍と栄養素が豊富で、炒め物やあえ物などさまざまな料理に使える。残った根元部分を水に浸すと、1週間程度で新しい芽が伸び、2度食べることができる。

 

沖縄村上農園は、村が整備した賃貸工場で豆苗を生産しており、台風など天候に左右されないため、年間を通してほぼ同じ品質、値段で出荷できる。台風が北海道や関東に上陸した10月から注文数が激増したという。

 

仲宗根社長は「野菜が高騰している間を豆苗でしのいでほしい。良さを知っていただけたら、年間を通じて常備する野菜として健康を維持する生活に取り入れてもらえれば」とアピールした。