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井戸の完成を喜ぶレッスェ・チャウン・チェン村の小学校に通う児童ら =12月7日、ミャンマー(アジアチャイルドサポート提供)

 

【沖縄】アジア各地で自費活動を行う認定NPO法人アジアチャイルドサポート(沖縄市登川、池間哲郎代表理事)の宮國直樹主任が19日、琉球新報中部支社を訪れ、ミャンマーで実施している井戸の建設が11月で700基に達したことを報告した。

 

アジア地域で井戸を建設する「命の泉事業」は2003年に開始し、ミャンマーでは06年から始めた。資金は全て寄付で賄っており、カンボジア、スリランカ、ネパール、ラオスを含めた総建設数は千基近くに及ぶ。

 

建設は現地業者に発注する。現地スタッフの指導で住民による井戸管理委員会を設置し、管理を継続できる仕組みを構築している。

 

宮國さんによると、現地では水道のインフラ整備が遅れており、濁った川水や雨水を生活用水として活用している。飲んだ子どもが下痢になり、命を落とすこともあるという。

 

700基目はミャンマー南西部のレッスェ・チャウン・チェン村にある小学校の敷地内に建設した。人口520人の村で、子どもの数は約100人。同校のウィン・カイン校長から「枯れることのないきれいな水が得られるようになり、子どもたちが健康的に成長することができる」と感謝が伝えられたという。

 

宮國さんは「寄付のおかげでここまで井戸を建設できたことに、現地の住民に代わって感謝申し上げる。ただ、今でも井戸は足りないので今後とも支援をお願いしたい」と話した。