米軍嘉手納基地の第18航空団は、11日に起きたF15戦闘機墜落を受けて停止していた同型機の飛行訓練を13日午前7時52分、再開した。米空軍は地元自治体が求めている原因究明については明らかにしていない。
F15は午前9時までに10機が相次いで離陸した。
一方、嘉手納基地では午前6時すぎからF22ステルス戦闘機が訓練を開始し、住宅地上空を旋回する様子も確認された。
事故から間もない中で早朝から戦闘機の訓練が繰り返されることに、近隣住民からは苦情が上がっている。
沖縄市、嘉手納町、北谷町でつくる「米軍嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会」はF15の訓練再開を受け、13日午前5時半ごろから緊急で目視調査を実施した。
F22が離陸した午前7時5分には計測器で106・7デシベルを観測。F15が離陸した同7時52分には91・8デシベルを記録した。
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