前回のコラムでは仕事が大好きなこと、そして、好きなことを仕事にしようということを書きました。一方、私の周りにも今の仕事が好きではないという方も多くいて、ほとんどの方が「今の仕事が嫌というより、人間関係で悩んでいる」ということに気づいたのです。多くの人が一度は悩んだことのある職場での人間関係をどう解決したら良いのでしょう?これからワタクシなりの解決方法をお伝えします。皆さまの生活が少しでもHappyになるヒントになれば幸いです。

 

変えられるもの、変えられないもの

 

まず、大前提として人間は合う人、合わない人、好きな人(大好きな人)、あまり好きではない人(もしかすると大嫌いな人)がいますよね。その感情はどこから来るのでしょう。その気持ち(感情)はすべて自分の心が判断していると思うのです。ほとんどの方は相手の気持ちを確かめられていないはず。

 

例えば、あ、この人合わないなーと感じている人に対して「あなたは私のこと合わないなーって思っていますよね」なんて聞きませんよね。こんなこと聞いた瞬間感じ悪い人になってしまいますけどね(笑)。もちろん愛し合っている二人は「愛してる?」とか日常的に聞き合っちゃって温暖化加速させていますけどね(勝手にやってください笑)。

 

くどくどと書きましたが、何が言いたいかというと、あの人と合うとか合わないとか、好きとかキライとかは、全て、全部、ALL、一切合切、ズバリ「あなたの思い込み」の可能性がすごく高いということです。逆に言うと相手が自分のことをどう思っているかなんて、全くわからないのです。なのでここは諦めましょう。分からない相手の気持ちや態度を変えることは不可能なので、まず自分の気持ちや態度を変える努力をしてみましょう。やだなーと思っている感情を変えるのは自分自身にしかできないのです。

 

ヒントはカラオケ??

 

では、どうやって自分を変えるのか。それには4つ方法があると考えています。まず、1つ目。「キライという感情を好きに変換する」。これはハードルがすごく高いのでこう考えてみましょう。「世界は広い。いろんな人がいていろんな考え方があるのはあたり前。相手の考え方も認めてみよう」と。

 

かくいうワタクシも先輩や上司とぶつかったこともあります。そんな時、信頼している上司に食事に誘われ「お前の気持ちを代弁してやる」とカラオケを歌ってくれたのです。それがセカオワ(SEKAI NO OWARI)の「プレゼント」という曲だったのです。

 

歌詞の一節に

 

“「知らない」という言葉の意味 間違えていたんだ 知らない人のこと いつの間にか「嫌い」と言っていたよ“(プレゼント 作詞 saori)

 

という歌詞があり、ああ相手のことを知る(理解する)という努力をちっともしていなかったなあ、自分の思い込みだけでキライと思い込んでいたな、と気づかせてくれました。

 

人はそれぞれ自分の正義(正しい)を持って生きている。それを理解してみる努力はしようと思い、少し気が楽になったのを覚えています。

 

私のように運よくカラオケを歌う(笑)上司がいない場合は、逆に相手に自分のことをもう少し理解して(知って)もらうようにしてみましょう。それが2つ目の方法です。そのためにはまず基本的な朝の挨拶から始めてはいかがでしょうか?少しは会話が生まれるかも知れません。

 

なぜ相手に自分のことを知ってもらうのがいいのか?それは、人は知らないことを「恐怖」に感じてしまう動物だからです。必要以上に知らない相手を警戒してしまいます。その恐怖心が関係をギクシャクさせているのではないかと経験上思うのです。苦手な相手に自ら挨拶をすることで相手を思う気持ち、もしくは相手を許して受け入れる心のスペースができた分だけあなたの器が大きくなるのだと思いますよ。自分の器を大きくするチャンスだと考えてみませんか?

 

それでも「でもねー、うん、分かるけど…やっぱり無理!」という方はどうしたらいいのでしょう?
そういう人は、ハイ!諦めつつ、次の3つ目の方法を。

 

世界換算してみる

 

この世の中には本当にどうしても合わない人やネガティブなオーラを醸し出している人がいます。そりゃいますね。そういう人とは距離を置きましょう。部署の異動をお願いしてもいいし、心を病むようなレベルになりそうなら仕事を替えましょう。世界は広い。日本の人口は1億人以上います。普通に考えて、あなたに合うような人が1%はいるとして、少なく見積もっても100万人いることに。世界中だともっと多い。楽しい仲間がいる職場を探しましょう。仕事で心を病むことはない。私たちは人生を楽しむために生まれてきたはず。人生で最も長い時間を過ごしている職場は楽しいということが正しいと思うのです。

 

最後に4つ目として、仕事で人間関係に問題が起きそうになった時の私の解決方法をお伝えします。これは、比較的ここ数年で発見したというかワタクシの心に芽生えた感情というかマインドセットなので皆さんの参考になるかどうかわかりませんが。

 

答えは目の前に

 

職場で人間関係の問題が起こると「あの人と合わない」とか「あの人苦手」という気持ちが心の中を支配します。そして、気の知れた仲間と飲んだりした時、勢いで愚痴を言ってしまったりしますよね。そんな時は、罪悪感が残るし聞いている相手も楽しくないと思うのです。

 

なので、ある時からワタクシはこう思うことにしたのです。「あー、人のことを考えて合わないとかキライとか愚痴を言っているということは、まだまだ自分は暇なんだな」と。実際そうですよね。仕事に夢中になっている時って人のこと考えている時間なんてないし、愚痴を言っている時間なんて全くない。ですから、最近はそんなネガティブな状態になりそうになった場合は、さっさと今やるべきことに集中するようにしています。

 

実際、目の前の仕事に集中したらやることありすぎて楽しくなって無駄なこと考えなくなりますよ。その没頭ゾーンに入るくらい仕事をすると他のことは考えられなくなるはずです。仕事は進むし、愚痴は言わないし心も健全になってオススメです。

 

あー、話が盛り上がってきたのに文字数がマックスになってしまいました。実は前回からかなり文字数を増やしてもらったのにさらに超えてしまいました(笑)
次回のコラムでは、仕事が好きなワタクシが初めて室長としてまかせられたチーム(メディア戦略室)のお話をします!

 

(毎月1回掲載。次回掲載は9月17日予定)

 

【プロフィル】

 

伊禮 真(いれい まこと) 琉球銀行 営業統括部 メディア戦略室 室長(コンテンツマーケター)

 

2002年県内銀行初のTVCM制作、キャラクターのロボットが大きな話題になり海外のメディアにも紹介される。県内外の広告賞を多数受賞。県内外や国内外企業イベントでの講演等も行う。ライフワークは社会福祉活動(沖縄県セルプセンター理事)とアウトドア活動(キャンプインストラクター)とDJ(Soul中心)。2017年にDJした際のプレイリストが世界一の音楽配信サービスSpotifyの広告に採用された。また、銀行に導入したFacebookの社内SNSツール「Workplace」の活用が評価され、Facebookのサイトで日本企業で唯一世界に紹介された。
主なインタビュー記事:BizZine: https://bizzine.jp/article/detail/2671

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