Rewsoの(左から)原山徹夫さん、髙橋徹さん、中町匡志代表、石坂彰哲さん、沖縄ツーリストの東良和会長=1日、那覇市の沖縄産業支援センター 画像を見る

 

SDGs(持続可能な開発目標)に特化した事業を行う新会社「Rewso(リューソ)」の開所式が1日、沖縄県那覇市の沖縄産業支援センターで開かれた。沖縄ツーリスト(那覇市)、沖縄海洋資源開発(那覇市)、システム開発のTs’products(大阪府)の共同出資で設立し、環境保全を中心としたSDGsの目標達成につなげる。

 

同社はIT、観光、6次産業などに深い知見を持つメンバーが集まった。観光や農業などさまざまな分野でITを駆使し、医療ツーリズムや持続可能な観光業、スマート漁業など新しいサービスの創出に取り組んでいく。

 

同社が開発中の「競り入札・販売管理システム」では、漁師と買い手のマッチング機能をつくり、船上から価格交渉ができる。漁業者の経済や技術革新の基盤整備にも貢献し、環境保全以外のSDGsの目標にも近づける。

 

中町匡志社長は「今回の設立を皮切りに、一人一人が二酸化炭素削減の意識を持てるよう、活動を広げていきたい」と意気込んだ。

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